ウェブサイトの解析ツールとして有名なGoogle Analytics。

いくつかのバージョンアップを繰り返し、2020年10月に最新版のGoogleアナリティクス4が正式リリースされました。

従来のGoogle Analyticsであるユニバーサルアナリティクスのサポート終了が発表された今、どのような作業が必要になるのか見直しておきましょう。

■ Googleアナリティクス4とは

・背景

ユニバーサルアナリティクスからGoogleアナリティクス4に移行していく背景にはプライバシー保護の観点があります。

欧米でのプライバシー関連の法律の変化に対応できる解析ツールとなっています。

・移行の必要性

2023年7月1日でユニバーサルアナリティクスのサポートが終了することが発表。

2023年7月以降、Googleアナリティクス4を設定していないサイトの解析は行えなくなります。

■ Googleアナリティクス4に関する情報収集

Googleアナリティクス4に関しては、書籍も少なく活用情報も不足している状況。

まずは一次情報に目を通しましょう。

そんな中でも参考になる書籍は

1週間でGoogleアナリティクス4の使い方が学べる分かりやすい本です。

今後、書籍やセミナーなども増えてくると思われますが、まずはGoogleアナリティクス4について知りたい方におすすめです。

■ Googleアナリティクス4切り替えまでの必要ステップ

・Googleアナリティクス4タグの設置

すでにGoogle Analyticsアカウントがある場合にはGoogleアナリティクス4のプロパティを追加します。

サイトへの埋め込み方法は、
・直接貼り付ける方法
・タグマネージャーを利用する方法
があります。

既存のユニバーサルアナリティクスとGoogleアナリティクス4は同時に設置することができるので、しばらくは併用しながらデータを集めましょう。

・ユニバーサルアナリティクスのデータをエクスポート

2023年7月1日から6ヶ月は閲覧可能ですが、以前のデータを見たい場合はエクスポートする必要があります。

・今まで見ていた指標をGA4で取れるか確認

GA4を設定したら今まで見ていた指標を取れるのか確認。

計測方法が変わっているので同じ数値にならないものや、計測できない指標、が出てきます。

その場合は、指標を見る必要性や他の指標で推測できないかなど、検討が必要です。

■ 注意点

Googleアナリティクス4はデータの保持期限が2ヶ月もしくは14ヶ月。

初期設定では2ヶ月となっているので前年との比較をしたい方は14ヶ月への変更が必要です。

14ヶ月以上のデータを保存したい場合には、
・一定期間ごとにエクスポートする
・他の解析ツールと連携する
・他の解析ツールを使う
などの対応が必要になります。

■ まとめ

ユニバーサルアナリティクスのサポート終了がアナウンスされたことで、Googleアナリティクス4に関する情報がたくさん出てくると思います。

サイトの目的や解析する必要性を考えながら上手に活用していきましょう。

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