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けもケ備忘録 1日目 前日オフ会編①

この記事の続きとなります。

こんばんは、てつです。けもケ備忘録パート2となるオフ会編です。オフ会といいつつ、今回はほぼ観光レポートとなります。それではお楽しみください。


1日目「邂逅-W」

本日のスケジュール
渋谷スカイ
リアル脱出ゲーム
チームラボプラネッツ

5/4 03:00 てつ起床
今回の旅は相当詰めて計画を立てていたので、初日も午前中から遊ぶことになっていました。ということで、重いまぶたを擦りつつ空港へ向かいます。余談ですが、旅行で遠出する時の、早朝の暗い道を歩いている時の雰囲気が結構好きだったりします。
その後特に何事もなく飛行機を降りた僕は、人生3度目の東京の地面を踏みしめながらワクワクと緊張と不安を噛み締めてわたがしくんとの待ち合わせの場所に向かいます。今回のオフ会は様々な事情が絡み合ってこのようなメンバー構成となっていました。
5/4 僕 わたがしくん
5/5 僕 わたがしくん 消化くん 青犬くん
5/6 僕 わたがしくん
5/7 僕 わたがしくん うさぎさん 消化くん

字面だけ見ると僕とわたがしくんの関係が気になりすぎますね。

さらに僕とわたがしくんは同部屋での宿泊となります。顔も合わせたことがないフォロワーと4日同じ部屋で宿泊は流石に距離感を間違えたか…とスケジュールを立てた後の自分は少し後悔していました。やはりノリで決めたプランは時間を置いて1度見返すのが良いようです。あお丸Pの動画作り時の心構えは参考になりますね。
そんな事を思いながら到着したのは、わたがしくんとの待ち合わせ場所で今日からお世話になる「東京グランドホテル」です。一旦ここで荷物を預けてから行動開始します。僕が先に到着したので、わたがしくんを待ってから一緒に荷物を預けても良いのですが、ここは企画者としての顔の見せ所です。荷物を預けるには事前チェックインが必要なので、先に手続きを済ませて荷物を預けるだけにしておけば、そのスマートさにわたがしくんは羨望の眼差しを僕に向けるってワケ。
そんなしょうもない動機で先に荷物を預けた僕は、優雅にホテル内ロビーのチェアで聴き逃していた体育館配信を堪能していました。
ちなみにわたがしくんは、僕が旅行で最も恐れている”財布を落とす”というハプニングに遭遇していて到着が遅れていました。中身は現金○万円と身分証明書etc…。胃がキリキリしてきました。テンションのブレが激しい僕が当事者だったらこの後の旅行に支障をきたすこと間違いなしです。
その後20分ほどでわたがしくんが到着。

わたがしくん「てつさんですか?遅れてしまってすみません!」

そう言って姿を現したわたがしくんの手には、アメティスくんとマグくんのラバーバンドが身につけられていました。ほう…見せつけてくれるじゃあないか。燃えてきましたね。僕もバッグにポラリスくんのラバーバンドを付けて来ましたが、なんだか負けた気がします。

僕「あっ、そうです!いえいえ、落し物はしょうがないですよ。それじゃあ一旦荷物預けましょうか」

初邂逅となるのでまず挨拶をするべきなのでしょうが、燃えるなどと言っておきながら人見知りの僕は一瞬でテンパり、まず荷物を預けさせてしまうせっかちお兄さんになっていました。その後も挨拶するタイミングがないまま雑談に入ってしまいます。(この段階でもう羨望の眼差しを向けてもらうなどという下心満載の意味不明な行動は破綻しました。後に残るのは虚しさのみ…)
わたがしくんはコミュニケーション能力がとても高く会話をリードしてくれるので、コミュ障の僕にはとてもありがたかったです。財布を無くしたことも別になんとも思ってなさそうな雰囲気でしたが、そんな訳がありません。なんとメンタルの強い人なのでしょうか。羨望の眼差しを向けるのは僕の方だったようです。
そんなこんなで軽く打ち解けつつ最初の目的地へ向かいます。

1日目「渋谷スカイ

最初の目的地は渋谷スカイですが、相当余裕を持ったスケジュールにしていたので、予約時間よりだいぶ早く到着しました。ということでちょっと遅めの朝ごはんです。渋谷スカイ周辺を散策し、良さげなお店へイン。


激うまツナマヨ&唐揚げ+漬物 with 味噌汁

忙しない東京の朝にほっこりとした朝食、風情を感じませんか?感じませんか、そうですか。それにしてもこのお店、付け合せの謎の漬物が美味しくて、とてもご飯に合う味付けだったんです。しかし、流石はおにぎり専門店、中までぎっしりツナマヨが入っていて、漬物におかずとしてのポジションを譲る気が全くありません。僕はツナマヨか漬物、どちらをおかずにするのは究極の2択を迫られてしまいました。うぐぐ、僕にはどちらかだけを選ぶことなんて出来ません!おかずを口に入れ、その美味しさに見合うだけの白米を口に詰め込みたい気持ちをグッと抑え、少しだけ白米を口に運びます。ああ、なんと罪深い…えっ!唐揚げもあるですって!?
うわぁああああ!!(おかずに溺れる音)
渋谷スカイは一言で説明すると、とても高いビルに登って東京の景色を一望しちゃおう!という施設になっております。
僕は高所恐怖症なのでかなり引き気味ではあったのですが、興味が無い訳では無かったので重たい足取りで向かいます。エレベーターで一気に高層へと向かい、入口を通り過ぎたところで早速ガラス張りの壁地獄が待ち受けてます。わたがしくんがガラスの側へと近寄りきゃいきゃいしていますが僕は騙されませんよ。仰け反りつつ壁ににじり寄り、そっと下を見れば即タマヒュン。を覚悟していたのですが、なんとそこまでの恐怖はなかったです。どちらかと言うと高層に登る際のガラス張りエレベーターの方が怖かったくらいです。どうやらあまりにも高すぎる場所では感覚が麻痺してあまり怖くないみたいですね、僕だけかもしれませんが。新たな発見をして一安心したところでついに屋上の吹き抜けエリアへ。まだ5月だと言うのにそこそこ強い日が照りつけ、風がないことも相まってポカポカとした陽気の屋上が僕たちをお出迎えしてくれました。辺りでは多くの人が景色を撮影しています。僕は大盛り上がりでそのお仲間に加わる、のではなく一旦ベンチに腰かけ「いや僕たちこういうの慣れてるんで」感を演出し、わたがしくんも強制的に隣に座らせます。そして暖かいねぇ、のどかだねぇ、などの会話を繰り広げていました。しょうもないです。
しばらく達観ムーブをかました僕はフォトグラファーのお仲間に加わり景色をパシャリ。


景色くん中々やるじゃん。

基本屋上の縁にあるガラスは身長を超える高さなのですが、1箇所だけ肩の位置までしかないフォトスポットが存在し、多くの人が写真を撮るために並んでいたので僕達も並ぶことにしました。どうせなら体育館関連か、かっこいいポーズとかしたいよね、などの相談をわたがしくんとしつつ待機列に加わります。かなり待機時間が長かったので、じっくりと考えさせて頂きました。


バックボーンがなければいい写真なのに(左:わたがしくん、右:僕)

考えに考え抜いた結果というのが最高にダサいですが、雲ひとつ無い快晴で写真自体はとても良かったのでブラマイゼロです。その後ハンモックでのんびりし過ぎて微サウナ状態になったり、体育館がここでMV撮ったら最高じゃない?などの話をしつつ切り上げます。建物の中に戻ると景色を一望しつつ飲食が楽しめるオシャレカフェがあったので、僕達も最強のオシャレを求めて対戦開始です。


SKYチュロス&パッションフルーツスカッシュ

僕はSKYチュロスを注文しました。大空を名乗るに色だけというのはいささか大きく出たわね…とメンチを切って頂きましたが、普通に美味しくて完敗です。
わたがしくんはパッションフルーツスカッシュを注文していたのですが、注文理由は「パッションフルーツ食べたこと無かったから」らしいです。好奇心、嫌いじゃないよ。ちなみに感想は「グレープフルーツみたいで超すっぱい、あと炭酸むりだった。あっ、でも美味しいよ」だそうです。情緒をビルから放り投げてきたのかな?僕は「いや、どっちやねん!笑」と突っ込んでおきました。会話下手くその人種なのでそういうのは勘弁してください。

1日目 「リアル脱出ゲーム

まだ1日目の昼なので、お土産を買うとかさばると思い渋谷スカイでのお土産購入は断念しました。名残惜しいながらも次の予定が控えているので早々に移動。次に向かったのは浅草にある、リアル脱出ゲーム浅草店で行われる脱出ゲーム「escape from the red room」です。何故東京にまで来てすることがリアル脱出ゲームなのか。体育館ファンならご存知かと思いますが、某体育館メンバーのMGR様の影響です。数え切れないほどの脱出ゲームの公演に参加されているあの方に強く影響され、この機会に初めて行ってみようと言う流れになりました。
今回選んだこの公演は、言語依存をしないルーム型の脱出ゲームとなっています。僕が元々版権では無いオリジナルの脱出ゲームに興味があったのと、シンプルなポスターに惹かれたという理由で選びました。わたがしくんは「全然どこでもいいよ〜やったことないし全部楽しそう」と言っていたので完全に僕好みの公演を選ばせてもらったのですが。わたがしくん、僕に全て任せるのはやめるのだ。精神的圧がパないのだ。
ということで浅草にやってきたのですが、まだ公演時間に余裕があったので近くの雷門通りを少し覗いていきました。GWだったので流石の混雑で進むのも一苦労でしたが、ウィンドウショッピングをして何も買わない俺らはカッケーのでなんとか事なきを得ました。(得てない)
そんなこんなで公演時間がやってきて僕達は部屋に案内されます。

⚠️
謎の内容には触れませんが、公演内での感想を載せます。ご注意ください。

今回の脱出ゲーム、チーム戦でメンバーは6人となっていて、僕とわたがしくん(完全初心者)、お知り合い3名(中級者)、ソロ参加の方 (超上級者)という構成です。バランスが良い。
ホームページに書かれている通りの真っ赤な部屋に全員で入ると、案内役の
お姉さんが最後に入ってきて扉を閉め、すぐに閉じた扉をガチャガチャし始めました。

お姉さん「はっ…大変です皆さん!扉が開きません!!」

なるほどね、そういう感じでいくんだ。おもしれーじゃん(笑)。
どうやらただ脱出ゲームをするだけではなく、世界観を大事にしているようです。
そこからお姉さんが注意事項やゲームの概要を話し、軽く挨拶を交わしたところでゲームスタート!!
した瞬間でした。

ソロの方「えっと、まず○○○が○○○○なので○○○○〜〜」(丸の数は適当)

ちょちょちょちょっと待って。僕が部屋を見渡してヒントを探そうとした瞬間には既にソロの方が第1の謎を解いてしまっています。僕が案内お姉さんの名演技に見とれている間に攻略を開始していたようです。
僕は初心者なので出しゃばらず、でもスマートに活躍しちゃったりなんかして、周りに「初心者なのに、すげえ!」とちやほやされちゃったり!?といった具合の陰キャ妄想をしていたのも束の間、初っ端から格の違いを見せつけられた僕は肩をすぼめ、いそいそと部屋の隅に追いやられるのでした。その後も僕はただただ見ていることしか出来ず、荷物持ちやメモなどのサポートをなんとかこなしつつ、超速で謎を解いていく皆さんについて行くので手一杯です。最新の謎が理解出来た頃にはもうその謎は過去の遺産となり、全線の皆さんは新たな謎を解いています。僕だけが過去に取り残されている。
しかし、そんな超1級の皆さんの力を持ってしても制限時間には間に合わず、あと一歩と言ったところでタイムアップ。1回目が脱出失敗か、悔し…

お姉さん「あぁ〜残念、脱出失敗です。だだ、みなさん!実は今回の脱出ゲーム、1度だけ追加料金、いわゆる課金というやつですね。それを使って延長ができるんです!(小声)」

な、なんだってー!?う、上手い、商売がうますぎる!!
というのも、かなり謎は解けてきて残すは脱出口の鍵を手に入れるための謎だけっぽい雰囲気が出ていたんです。あと数分欲しいという人間の欲を上手に刺激するマーケティングに僕達はしっかりとハマり、10分800円 1度きりの超絶延長ダンジョンに乗り込みました。
また、この延長は全員で参加する必要はなく、任意で抜けることができるシステムとなっており、ソロの方のみリタイアし、5人での延長戦となりました。
プロの方がリタイアし、脱出は困難かと思われましたが、ここで僕の奇跡的なヒラメキがチームを勝利に導く!なんてことはなく、皆さんの頭脳が足でまといの僕に勝利のフラッグを掴ませてくれました。


うぉおおお!!やったぞ!!主にチームメンバーさんが!!

延長込みですが、なんとか初挑戦は成功に終わりました。更に、なんとこのチームの成功が3333組目のとのことで、尚更初回のタイムアップで諦めなくてよかったです。
しかし、初挑戦とはいえほぼクリアに貢献できず、おんぶに抱っこ状態でした。今回は無力感を感じる悔しい公演だったので、次はもっと頑張りたい…次、次は…?そうか、某MGR様は達成感だけでなく、この感覚も求めて脱出ゲームに挑んでいたんですね。流石です、参考になります。
その後のお支払いでは専用ステッカーが200円で売られていたので、延長料金と合わせてピッタリ1000円じゃん!と喜んで購入しました。脱出ゲームとはなんとも奥が深く、楽しくも畏ろしい場所でした。

1日目 「チームラボプラネッツ」

本日最後のてつツアーはチームラボプラネッツ。


チームラボプラネッツは、アートコレクティブ・チームラボによる4つの巨大な作品空間と、2つの庭園からなる「水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園 」。
はだしとなって、他者と共に身体ごと巨大な作品に没入し、身体によって作品は変化し、身体と作品との境界の認識は曖昧なものとなる。作品は、他者の身体によっても変化し、作品と他者との境界も曖昧なものとなり、身体は作品と、そして他者と連続的になる。

ホームページより抜粋

……そういうことです。今から僕達は境界を曖昧にしたり、他者と連続的になったりするんですよ。ついてこれてますか?ねぇわたがしくん!!よく分からない人は実際に体験してみましょう。僕達も今から体感してきます。
正直体感型アートがどんなものかの想像が全く出来なかったので、好奇心だけで参加してみましたが参加費は3,500円と少しお高め。待機列に並ぶと意外と外国人が多い印象でした。
どうやら水エリアと花エリアで別れていて、最初は水エリアからのようです。注意書きに「裸足になってください」「膝までの浸水注意」と書かれていて、結構前衛的なアートなんだなぁと思いながら裸足になり、ピッチピチのボトムを全力で膝までめくりあげます。あ、待って血止まっちゃう。
細くて暗い通路を進み、角を曲がると急勾配の坂が現れ、水が流れています。それと同時にプールに入る前のような塩素の香りが漂い始めました。なるほど、ここで参加者の足を消毒しているんですね。幻想的な空間と消毒を同時に表現していて、既にレベルの高さを実感しつつ、次のエリアへ。

なんだか楽しげな音が聞こえてくるなと思いつつ進んでいると、真っ暗な部屋全体をyogiboが支配している、そんな空間が広がっていました。
例えるなら、遊園地などにある超巨大なキャラクターの中が1面トランポリンになっているような、そんな空間でした。
その空間を参加者が埋もれたり跳ねたりしながら楽しそうに進んでいます。わたがしくんの前で被っていた清楚系大人しキャラの仮面が剥がれ、僕の中に巣食う幼稚園児が飛び出してきました。僕は満面の笑みでyogiboパラダイスに頭から突っ込んだり宙返りをしてアホの子になってしまいました。わたがしくんは「すげぇ!めっちゃはしゃぐじゃないですか」と笑っていましたが、内心そうそうか、君はそういう奴なんだなと嘲笑っているに違いありません。ごめんねエーミール、幼稚園児とこれからも仲良くしてやってください。
ここまでのエリアはずっと薄暗い雰囲気で目が慣れてしまいましたが、次のエリアでは一変光り輝く幻想的なエリアとなっていて、暗さになれた目には少し眩しいくらいです。
天井と床は鏡面で、上からLEDライトが付いた紐が大量に垂れているエリアでした。このエリアは文章では魅力が伝えづらいので、何枚か写真を置いておきます


wow…Fantastic…‼️

次とエリアへと向かっている途中、膝まで捲っていたボトムが限界を迎え、血管がはち切れそうになったので一旦下ろしました。あげるのも下ろすのも一苦労ですが、結局ここまでのエリアで水と言えば最初の坂くらいで、膝までの浸水ではなかったし大袈裟だったんだね、とわたがしくんと談笑しながら頑張ってボトムを下げて角を曲がります。 

案内お兄さん「この先膝までの浸水注意でーす」

ちくしょう

膝まで浸かるエリアは20×20m程の正方形の部屋で、壁は鏡張りとなっていて照明は暗く設定されています。水は白く濁っていて、波立つ表面には映像のコイが泳いでいました。


水面に浮かぶコイ


風流を感じますね。

嘘です。本当は「ほえ〜綺麗だなぁ」くらいにしか思っていません。そしてこのコイ、足などで衝撃を与えると菊の花になり、もう一度衝撃を与えると散ります。嘘じゃないです。信じてください。これホント。途中からそれに気づいた僕はコイの群れに突撃し、「君たちは花になり、そして散るんだ…」と呟いてエリアのコイを絶滅させにかかっていました。もうわたがしくんからの信頼を失うのは時間の問題です。

次のエリアではクソデカカラフルバランスボールがひしめく全面鏡張りのエリアです。プラネッツの作者は鏡が好きみたいですね。


映えの波動を感じます

どうやらこのバランスボールは衝撃を与えると部屋全てのボールの色を変えられるようです。この施設、僕の好奇心を煽るのが上手すぎます。
早速近くのボールにチョップ。しかし何も起きません。部屋の色はコロコロと変わっていますが、僕の叩くタイミングではなく、他の参加者の衝撃で変わっているようです。もう1回。もう1回。もう1回。もう1回。
HANABIじゃないんだよ。
どうして変わらないんだ。わたがしくんも苦笑いしています。いいもんだ。僕は諦めて部屋を見て回ることにしました。と言ってもボール以外でこの部屋に何かある訳では無いので、またすぐに別のボールにチョップ。と、ぽぉんと音が鳴って部屋全体の色が変わります。「おぉ…」僕とわたがしくんは感嘆の息を漏らし、もう一度チョップ。ぽぉん。どうやらこのボールは先程の反抗期ボールと違って素直なようです。楽しくなってきました。このエリアの全権を支配したような感覚です。この私に歯向かおうというのか?こっちはその気になればいつでもエリアのカラーリングを変更できるんだぞ?そら(ぽぉん)、そうら!(ぽぉん)ははは!跪け、命乞いをしろ!
虚しくなってきたのでここらでやめます。記念に動画を取りながら色が変わる所を撮影。RECを押してボールをチョップ。色が変わりません。キレそうです。何度か叩きますが無反応。恥ずかしがっているのでしょうか、愛いやつめ。と、隣で同じボールをわたがしくんが叩きます。ぽぉん。
僕は録画を止めて歩き出し、二度とそのボールの元へ戻ることはありませんでした。

写真

escape from the red room風の1枚



隙間からこんにちは

正直楽しすぎてnext Artの看板がでてくる度に嬉しくなります。
そんなこんなで次のエリアはプラネタリウム(花)です。入口のカーテンをめくると風が吹き込んできて、半径20m程の半円エリアが出迎えます。地面はもちろん鏡張りで、天井には宇宙空間が広がり、その中を多種多様な花たちが浮かんでいます。このエリアでは寝転びが推奨されていて、全身で花を感じることができるのだとか。
僕は寝転びたい気持ちをグッと押え、中をぐるりと一周しました。ここですぐに飛びつかず、余裕を見せることでわたがし君からの尊厳を回復させる魂胆ですが、考えがちっぽけですね。この広い宇宙空間の中の自分という存在のようです。うるさいのでさっさと寝転びます。
地面に横になり空を見上げれば、美しい花びらが風にたゆたうように移動しています。視界全てが花だけになって三半規管が狂い、平衡感覚を失いました。気分は宇宙猫です。
そのまま景色を眺め、気づけば10分ほど経っていました。途中からはどこで映像がループするのか気になって、境目を気にしながら見ていたのですが、全く同じ映像が流れないので諦めてしまいました。
はい、このエリアは終わりです。実はこのエリア気に入りすぎて作品に没入してしまい、写真を撮るのを忘れていました。ここの風景は是非君の目で確かめてくれよな!(ステマでは無い)
ちなみに、チームラボプラネッツではそれぞれのエリアに説明書き、いわゆるコンセプトのようなものがあるのですが、大抵は芸術に明るくない僕には大理解不能な文章で構成されています。しかし、この宇宙花エリアの説明によると、どうやら映像はAIによってランダム生成されているらしく、同じ映像は1度として流れないそうです。凄すぎますね、そりゃあループしないわけだ。といったところで水エリア終了です。

ついにやってきました。わたがしくんが楽しみにして花エリア入場です。どんな景色が僕たちを待ち受けているのでしょうか。


?????????

たまご、ですかね。銀のでこぼこした卵が、これまたでこぼこした地面にそびえ立っています。なんでしょうかの光景は。参加者も僕たちのように目を輝かせながら入場し、頭にはてなマークを浮かべて苦笑いしながら足早にこの場を立ち去っている…ような気がします。わたがしくんもよく分からなそうにしていたので、僕達はできるだけ自然にその場からフェードアウトしました。誰か知っている人がいたら教えてください。僕たちが見たのはなんだったのでしょうか。

あ!!次のエリアに入った僕達は歓喜の声を上げます。カーテンをくぐると、待ち構えていたのは天からぶら下がる花たち。壁1面が鏡張りで、天井は太陽の光を透過しており、自然な優しい明るさに包まれた美しい景色が広がっています。ホームページの表紙を飾るエリアはここだったようです。今までのエリアは入退場が自由だったのに対して、このエリアのみ制限が掛けられていました。期待が高まります。


わたがしくん

なにこれ、素敵すぎる。わたがしくんの清楚な服装がこの空間にマッチしていて非常に良い写真が撮れました。僕が撮影してきた写真の中でも最高傑作です。僕も撮って僕も撮って!


ダークソウルのボスキャラ?
幻想的な空間にアンマッチな禍々しい敵キャラを投入することによって、より不気味さを際立たせていますね。じゃないんだよ。どうしてこんなにも差が出るんだい?
くっ、まあいいです。今後のエリアで取り返して行きますから。


帰路。夕日が綺麗ですね

プラネッツ、終わりました。どうして?
とても楽しませてもらったのに苦言を呈するのもどうかと思いますが、水と花の比率おかしくない?大量の水で僅かな花が咲きほこるとか、そういうコンセプトなんですかね、知らんけど。おわれない。こんなんじゃ今日は終われないよ…!!


優勝

焼き肉を夕食に食べた人類はその日何があっても全員優勝なんです。知っていましたか?ということで、一日目の弾丸ツアーは終了となります。


ホテル部屋の鍵


ファンタジー風の鍵でテンションが上がりましたが、鍵穴に入れて回した時に手応えが無さすぎて、相当疲れているのに開けるのにもたついてしまいました。やはりカードが最強のようです。
僕はホテルで部屋に最初に入った時に、ものすごく安心とワクワクを覚えます。緊張の糸が解け、風呂上がりのさっぱりした状態でお菓子でも食べながら布団にころがってゆっくりとお話する、そんな忙しない旅の中でも癒しとなる時間が大好きなんです。いつも疲れてすぐ寝ちゃうんですけど。今回の旅もいつも通り、片付けやお風呂を終えて一息ついた頃には爆睡でしたとさ。

それでは2日目に続きます。読了ありがとうございました。

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