2021.07.16 関東甲信越完全制覇(最終夜)③「箱根登山鉄道 箱根登山ケーブルカー(鋼索線)」

箱根登山ケーブルカーは、日本で二番目に古いケーブルカー(一番古いのは、現在の近鉄生駒ケーブル 宝山寺線)。高低差214m、最大勾配は200‰と、ケーブルカーとしては「緩め」ですが、箱根登山鉄道・箱根ロープウェイと連携し、箱根・芦ノ湖観光のメインラインとなっています。

日中は毎時3本の運行ですが、多客時には臨時便も出すそうで、その場合は途中駅に止まらない「直通」として運転されるとのこと。そのためか、現在の車両(2020年、台車のみ先代から流用して新造)の座席がロングシートなのが特徴的です。

設備全体も2019年から2020年にかけて更新されました。特に早雲山駅は「ここがケーブルの駅か」と思えるぐらい現代的でピカピカです。ホームドア(昇降式ホーム柵)のあるケーブルカーの駅はここぐらいではないでしょうか。検修設備も兼ねているそうで、天井と床下の構造がそれを表しています。

月曜日のお昼頃ながら、登りも下りもそこそこの乗客がいました。さすがは箱根。これが週末とかだったら、車内はもっとうるs........賑やかになっていたことでしょう。

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