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MOROHAを啓蒙したい

提供:ハイッテイル株式会社

こんにちは。哲学チャンネルです。

私の音楽の趣味はかなり雑多でして、一例を挙げると

Mr.Children
手嶌葵
Billie Eilish
Sub Urban
宇多田ヒカル
Sleepy Fish
BiSH
井上陽水
Uru
DJ Rolando

とまぁ、あまり共通項のない好みなんですよね。(歌に関しては声の好みが大きいと思う。桜井さんは別として、倍音多めの声が好き。)

で、上記のジャンル以外にもラップミュージックもだいぶ好きで(人間臭さという意味で)その中でもいわゆる「ポエトリーラップ」がどストライクなんですよね。

おそらくこのジャンルで一番有名な曲はこれ


「ポエトリー」という名の通り、ほとんど詩の朗読ですね。後ろでバースが流れていて、普通の詩よりも更に韻が重視される。そんな印象でしょうか。

ラッパーという「自分の人生を言語化して表現する」性質と、詩という「言葉で抽象的な概念を表現する」性質がうまいことミックスされ、とても良い感じの作品が多いんです(語彙)

そして。そんなポエトリーラップ系のアーティストの中でもとくに大好きなのがMOROHAさんなんです。

左がMCのアフロさん。右がギターのUKさん。


ということで今回はMOROHAの啓蒙をしたいと思っています。この記事を見て、一人でもMOROHAの良さに感化される人がいたらとても嬉しい。

とはいえ、MOROHAの良さをロジックで説明するのは野暮だし、そんな自信もありませんので、今回はMOROHAの良さが出ていると個人的に感じる曲をいくつか紹介するというスタイルで啓蒙を行いたいと思います。

気になる曲がありましたら、ぜひ(出来れば静かなところで、一人で)お聞きになってみてください!


1.バラ色の日々


MOROHAは、詩を作りそれを情熱的に歌い上げるMCのアフロさんと、アコギ一本で世界観を表現するUKさんの二人で構成されるグループです。特徴的なのは、その関係に上下のレイヤーがないこと。まるでそれはデュオのよう。どちらがメインということはなく、それぞれがそれぞれの方法で曲に込められた抽象的メッセージを表現します。

そういう意味で、この『バラ色の日々』は二人の掛け合いが良く出ている作品だと思います。

後半の詩とギターのやり取りは垂涎ものです。



2.エリザベス


「ハイチーズ(aiiiu)」と「愛してる(aiieu)」で踏む韻は、すごい(無語彙)
ただ言葉で遊ぶだけではなく、二つの言葉の間に意味的な隔たりと、一方で情緒的な親和性がある。一番好きな韻かもしれません。

また、この曲では一番で「娘としての私」が語り手となり、二番では「その私(?)を見る彼氏」が語り手となるんですけども、三番では予想もしなかった存在が語り手として現れるんですよね。この詩的センスは凄いと思う。



3. Salad bowl


あらゆる曲の中で、一番好きな歌詞が含まれる曲です。その歌詞は

「ああああああああああああああ!!!!!」

です。

最強のパンチラインであり、最高の詩でもある。涙不可避。



4.米

「お金」のことを真正面から歌った作品。
金がなければ何も出来ない。夢があっても金がなければ負けだ。でも、金があったら何がある?それは誰にも分からない。


5.ネクター


いや、もちろんリリックも良いんだけど、この曲に関してはギターが良すぎる。UKさんのセンスが爆発している作品。


以上。

この想いが誰かに届いたら嬉しい。

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