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アマゾンを燃やすのは誰?(エシカル100考、47/100)

アマゾンが燃えています。

『山の雪』という小噺がある。

ある冬の日、不愛想な奉公人に主人が「お客さんにもっと愛想よくするのに、寒いですねぇ、こんなに寒い日はお山は雪でしょうね、とか言いなさい」と教える。奉公人は愚直に守るが、夏になって暑くなり応用に困った末、お客さんに「暑いですねぇ、こんなに暑い日はお山は火事でしょうね」と言ってしまう。そんな他愛ない小噺。

が、現在はもうこれが小噺、冗談ではすまなくなってきた。欧州などでは異常な暑さのために、本当に火事になっている、、、。

でもアマゾンの火事はちょっと違う。南半球なので、暑くて火事になっているわけではない。人為的なものが多い、、らしい。

暑いからといって本当にお山が火事にならないように調整している「地球の肺」のアマゾンが、ものすごい勢いで焼け野原になっていく影響は、、、ヤバすぎて言葉もないくらいマジヤバい。。

だから一刻も早く消せるように、、と何か出来ることを考えつつ、、なんでこんなに燃えてんの??についても知っていかないと。

Netflix、ハマってまして。。社会性のあるコメディが多くて、面白い。『全裸監督』はあえてまだ見てないけど。。

ハサン・ミンハジの『愛国者として物申す(「Patriot Act with Hasan Minhaj」)』という番組がむっちゃ笑えつついろんな知見を得られて、好き。

今年2019年5月の『ブラジル、腐敗、熱帯雨林』という回を、アマゾンの火災に心を痛める人には見てほしい。ぜひ、見てほしい。

なんとなるほど・・・という情報とともに、自分自身の生活についても立ち止まって見直さないとな、、と思うかもしれない。

何でアマゾンを燃やすの?その焼け野原に何を作り育てるの?そこでできた物はどこに送られて誰の手や口に届くの?

それを考えたとき、私たちはアマゾンの火災と無縁なの?

私たちは、課題の一部なの?解決の一部なの?

まあハサン・ミンハジの番組は、それでも笑わせてくれるけど、もっと真面目なドキュメンタリーを見たかったら『ブラジル-消えゆく民主主義‐』というのもある。

さらに、『COWSPIRACY サステイナビリティ(持続可能性)の秘密』は見ておいた方がいいんだろうな、、。

・・・べつにNetflix面白いぜ!ということを言いたいわけじゃあなくて、、アマゾンの火災の原因って、我われの生活スタイルなんじゃないの??ということは、僕たちはがっつり課題の一部なんじゃないの?

極言すれば、アマゾンを燃やしてるのって私たちなんじゃないの?と思う。

ということは、今日明日から解決の一部側にまわることもできるってことですよね。それが何かは、個々人が考えることだけど。

とにかくも、まず目先のことでアマゾンの火災を消せることを願い、そこで暮らす原住民の方たちや動植物の暮らしがほんの少しでも回復すること願って。。


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