【第二弾】人気薄馬の好走時の見極め方

前回、『【保存版】競馬で勝つためのポイント〜人気馬が飛ぶレース選択と血統予想&馬場読みについて〜』という記事を書かせていただき、約1年程経ちました。
発行時から1年経過した今でも、新しくご購読くださる方がいらっしゃるので、大変有難く存じます。

ご購読されていない方のため、前回の記事(導入文)の抜粋を簡単にまとめます。

【前回記事の要約】
・競馬は馬券購入総額から控除分を差し引かれた金額を配分するゲーム(≠ゼロサムゲーム)であるため、多くの人と同じことをして競馬で勝つことは難しい
・競馬で勝つためにはどのレースを購入するか、というレース選びが全てである
1番人気が着外になるレースではどの人気馬を買っても回収率100%以上に収束する。つまり、レース選びの段階で勝ち負けがほぼ決まると言えるのではないか
・本記事にて、1番人気が飛ぶレースを「馬場」「血統」「ローテーション」の視点から解説

今回の記事では「1番人気の馬が飛ぶレース」と予想した上で、どの馬を中心に馬券を買えば良いのか、という人気薄馬が好走するポイントについてまとめたいと思います。

本題に入る前に少し雑談を・・・
Twitter等で「穴党は的中率より回収率重視だから、ハマるまでひたすら待つのみ」のような表現を見受けますが、そのような方は一発屋に近く安定して回収率100%以上をキープした方を見たことがありません。

予想のスタイル、馬券のスタイルは個人の自由だと思いますので否定はしませんが、「穴党はハマるまで待つ」、というような運任せではただのギャンブルに過ぎない、というのが個人的な意見です。

もちろん、競馬は公営競技であり、ギャンブルの一種ではあるのですが、自身の工夫次第で如何様にも結果を変えれることができるものだと思います。だからこそ、競馬で勝ってる人はある程度の時間と労力をかけており、常に試行錯誤、自己研鑽に励まれているのだと感じます。

今回の「人気薄馬が好走するポイント」「近走で何らかの不利を受け力を発揮できなかった馬の巻き返しを狙う」ことです。
個人的には復習≒予想であり、敗因分析こそ競馬で勝つための要諦だと考えております。

そのため、今回の記事は直前の予想ではなく、「過去の振り返り+それに基づく予想」の一助になる内容でございます。
その点をご留意の上、ご購読のご検討をお願いいたします。

競馬新聞での予想の範疇には収まらないためある程度の労力をかける必要がありますが、無料で使えるツールのご紹介も含めて具体的な内容まで記載いたしました。少しでもご購読者様の予想のご一助になりますと幸いです。

また、過去の振り返りについて、全レースの振り返りは競馬にすべての時間を注げる方以外難しいと思います。
私も普段は仕事をしておりますので出来ておりません。ただ、荒れやすいコース、荒れにくいコースは存在するため自分の予想スタイル(本命党、穴党など)に合わせたコースに絞って、予想及び振り返りを行えば良いかと存じます。
Twitterでも開催替わりに投稿しておりますが、コース別の配当別出現率を出しておりますのでコース選定にご活用ください。

(参考画像)

前置きが長くなりましたが、近走で何らかの不利を受け力を発揮できなかった馬の巻き返しを狙うポイントについて下記の観点からまとめております。

・血統
・馬場(トラックバイアス)
・物理的不利

私自身、前回記事と今回記事のポイントを重視して予想をしており、通算回収率プラスで維持しておりますので有効的な考え方であると思っております。ご参考までに今期の成績を掲載いたします。

下記より本題に入ります。
各章の最後にそれぞれのまとめを記載しておりますので、ポイントだけ知りたい方はそちらをご参照ください。

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