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【無料版】Semi-Automatic Fibonacci Retracement for Free

更新履歴
2021/03/22 Max Bars Backについての注意点を追記
2021/03/21 記事公開

このnoteは、ニートが捗るインジケーター第二弾
「Semi-Automatic Fibonacci Retracement for Free(Semi-Auto Fib.R)」
の解説noteです。
半自動でフィボナッチリトレースメントを描画してくれるという非常に便利なインジケーターですが、トレードでの利益を保証するものではないのでご了承ください。
また、有料設定してますが無料で使えます。有料部分にはインジケーターへのリンクを貼っておきますが、Tradingviewのインジケーター検索で出てくると思います。(公開直後はまだ検索できないかもしれません)
「検索するのめんどくせぇ」って人や、使ってみて「めちゃ便利やんけ!」って思ってくださった方は、投げ銭感覚でポチっと押してもらえると嬉しいです。今後のやる気にもなるので、良ければお願いします。

こちらのツイートで、どのような挙動になるかを動画にしています。
開発中の物ですが、参考にしてください。

ちなみに、ニートが捗るインジケーター第一弾(DTC)はこちら。
後述しますが、DTCとSemi-Auto Fib.Rはとても相性がいいと思うので、ぜひ合わせて使ってみてください。

1.ちょっと長い前書き

フィボナッチ・リトレースメント(Fib.R)って便利ですよね。ほとんどのインジケーターが「価格に対する後追い」である中で、「少し未来の押し目、戻り目を事前に示してくれる」という数少ない指標です。
Fib.Rが使えないチャートソフトはまず無いですし、全世界のトレーダーに使われていると言っても過言ではないほど有名です。
使い方は調べて頂ければと思いますが、基本的には「自分で始点と終点を決めて自分で描画する」という操作が必要です。個人的には、始点の決め方が特に重要だと思ってます。なぜなら、終点は「始点より右側の頂点」でほぼ決定しているからです。

少し前に、Tradingviewの公式から「Auto Fib Retracement」というインジケーターが公開されたのをご存知でしょうか。こちらは完全自動でFib.Rを描画してくれるというものですが、完全自動なので「始点も終点も」時間と共に移動します。(あと頂点を決めるための設定がよく分かりません)
しかし、普段手動でFib.Rを引くとき、始点って動かしますか?

①終点となる頂点がほぼ確定してから引く
②始点を固定して、頂点が更新されるごとに引き直す

ほとんどの場合はこのどちらかじゃないかと思います。始点は基本的に動かさず、始点が動くのは新たに引き直す時、ではないでしょうか。
Semi-Auto Fib.Rは、始点を自分で決めた後、始点の右側の頂点が更新されるごとに引き直すという部分を自動化してくれます。上記の②の中で、前半は手動、後半は自動なので「Semi-Automatic(半自動)」というわけです。
始点を自分で決められるというのは、裁量トレーダーにとっては大きいと思います。相場状況や人によって変わる場合があるので、納得のいく始点の完全自動化って難しいんですよね。

ちなみに、①の場合の恩恵としては、始点の価格を入力した時点で全て描画されるので、終点の価格や位置は意識しなくても勝手に描画されます。どちらにせよ手間がかなり省かれるので、めちゃくちゃ楽ですよ(笑)

2.Semi-Auto Fib.Rの設定

基本的な設定と使い方は普通のFib.Rと変わらないので、Semi-Auto Fib.Rでしか使わない設定について解説します。

入力フォーム解説1

入力フォーム解説2

※Fib.Lineの各数値は、ゼロにするとその線とラベルが非表示になります。
※最後のMax Bars Backは、大きくしすぎると動作が重くなるしエラーになるので、あまり増やし過ぎないほうがいいと思います。
※Tradingviewの仕様上、始点と終点のバーが読み込まれていないと水平線が描画されません。「価格だけ表示されて水平線が出ない」という場合は、過去に遡ってローソク足を読み込むか、Max Bars Backの数字を小さくしてください。

3.Semi-Auto Fib.RとDTCの相性について

冒頭で「DTCとSemi-Auto Fib.Rはとても相性がいい」と言いましたが、その理由をお話しします。

DTCには、「高値、安値となる頂点を自動判定し、価格を表示する」という機能がついています。
Fib.Rの始点にするような頂点にはまず間違いなく価格が表示されるので、「いちいちローソク足にカーソルを合わせて高値/安値を調べる」という作業が減ります。
同時に表示させるとこんな感じ↓

DTCとの組み合わせ

「始点にするべき価格は43017.5だな」というのが一目で分かります。
自動で表示された価格をSemi-Auto Fib.RのStart Priceに入力すればいいので、さらに楽になりますね(笑)
DTCにも「始値/終値を基準に頂点を判定する」という機能(Use Close)があるので、実体でSemi-Auto Fib.Rを引きたい場合でも同じように対応可能です。

また、Semi-Auto Fib.RもDTCも、自動で水平線を描画するインジケーターですので、ラインが重なる時があります。Semi-Auto Fib.Rは「レジサポになりそうな価格」、DTCは「レジサポになった価格」に水平線を引くので、レジサポの強さを判断する一つの指標にはなるんじゃないでしょうか。

4.今後の展開について

いつになるかは未定ですが、Semi-Auto Fib.Rも(実現可能かは横に置いといて)色々とアップデートを考えています。
まずは入力フォームを通常のFib.Rに近づける予定ですが、他にも

・入力可能な水平線の数を増やす
・アラートを付ける
・フィボナッチエクステンションの機能を付ける

などなど。
その際はおそらく有料版としてリリースすると思いますが、正直無料版でも十分使えるインジケーターだと思うので、ぜひ使ってやってくださいませ。


それでは、以上になります。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

有料範囲にはSemi-Auto Fib.R.Fのリンクを貼っておきますが、冒頭にも書いた通り検索すれば出てくるので、note購入の必要はありません。
ですが、少しでも楽したいって人は購入をお勧めします。
そして、購入して頂けると作者がとても喜ぶので、どうかよろしくお願いします!!!!!

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