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埼玉を横断する旅③~その4


はじめに

皆様に、まず御礼申し上げます。
僕なんて過疎記事ばかりの底辺 noter なんですが、お陰様で「埼玉を横断する③~その3」ビュー(閲覧)数がそこそこになり。

なんと言っても、あの忌まわしき記事「全裸とガーターベルト」を抜きそうなのが嬉しいのです。
僕が書いたものですが、たまたまネタが刺激的だったか、パワーワードすぎたのか。
ただただこのニュースを呟いただけで、僕が苦労して書いたかわいい記事ちゃんたちをガンガン抜き去るのが気に食わず。これ以後書いたものすら、全部「全裸とガーターベルト」という変態どもにかなわず。
しかもこの福岡の変態集団、続報があれ以来一切なく。逃げ切れたか、公権力に消されたか。

ともかく、皆様のお陰で、福岡の変態どもに埼玉が勝利する可能性が出てきました。ありがとうございました!他の記事もお願いします!

さて、ついに埼玉を横断する3つの路線。
北部を横断する秩父鉄道と、中央を横断する東武野田線アーバンなんとかラインと川越線、そして最南部の武蔵野線にて、最初は所沢、次に新座と朝霞、さらに埼玉の中心地である浦和や大宮に与野など【さいたま市】の歴史を描いてきました。

その4は、埼玉県の東武地域、まずは越谷を描きます!

前回まで、武蔵野線で埼玉県の最初に東所沢駅へ、そして新座駅と北朝霞駅を通過し、ついに浦和へ来ました! つい思い付きで歌ってしまいましょう、「浦和浦和浦和、浦和で育つと♪頭頭頭、頭が良くなる♪」(浦和は学問の町・埼玉最難関の雄「県立浦和高校」など埼玉県屈指の進学校が集中!)

北朝霞駅を出てやや長く、ついに荒川を越えると、浦和4連!
まず、西浦和駅。おお、ここが浦和か!おぉ…?浦和ナノカ? まだ西端だし、この先の東が浦和の中心部かな。
次に、武蔵浦和。え?浦和…なのか!?武蔵浦和って?こいつ浦和のなんなのさ?
次に、南浦和。え?南に来たぞ? 北に行けば浦和なのか?(正解・ここから京浜東北線に乗り換えて一駅となりが浦和の中心である浦和駅)
次に、東浦和。え?浦和、スルーした? もう浦和の東端かい?

そして東川口。もはや浦和ではなく、そこから次は南越谷に入ります。

川口

東川口駅は通過します。川口については、過去に描いた下の記事にて。

昔は西川口といえば「NK西川口流」という違法な大人のお店Hなお店が建ち並ぶ町で有名であった。しかし2006年あたりに警察による浄化作戦によって摘発が相次いだ。賛否はあれどここまでは批判はしない。
しかし、その後だ。その空いたところに外国人の店が流入していった。
それが現在の川口市の外国人と住民の対立問題、今話題のクルド人問題につながっていく。
筆者は近いうちに暴動やゴミの不法投棄、住民に対する暴力など川口の実態を見に行こうと思っているので、今回はここまでに。(※風俗店に行くわけじゃないですよ!)

2021年の京浜東北線・西川口駅周辺。

越谷

武蔵野線は東川口駅を通過して、南越谷駅にて降り、東武伊勢崎線にて新越谷駅へ。そこから越谷駅を通過し、北越谷駅にて降ります。
東武伊勢崎線は、新越谷駅の南にある蒲生駅から、そして越谷駅・北越谷駅・大袋駅・せんげん台駅までが越谷市。そこから先は春日部市ですね。
春日部に興味がある方は、「街道の町・埼玉③」と「埼玉を横断する②」をご覧ください。名作「クレヨンしんちゃん」がお待ちしております。
越谷を描くために僕は、北越谷駅から越谷駅まで散歩します。

…という設定です。
いや、ちゃんと散歩しましたよ。ホントは僕は前日に秩父夜祭を楽しみ、秩父鉄道は熊谷駅まで行き、そこから羽生~久喜~春日部で南下してきたので、北越谷→越谷→南越谷で武蔵野線の旅を続けた感じです。
正直「武蔵野線、乗りたないワァ… 混んでるんだろうナァ…
おっと、いかんいかん、武蔵野線の旅の記事を作るんやった、本末転倒…」って思ってましたけど。
越谷は、郷土資料館や博物館がありません。越谷に来て何を取材すんの?
アニメ「小林さんちのメイドラゴン」の聖地巡礼記事になるのか?
(「埼玉を横断する②」がアニメ聖地巡礼に偏ってたしなぁ、けどまた話とっ散らかっちゃいそうだ)
って思ってましたが、調べた結果、神様が教えてくれたのか、越谷の町の基盤となった「日光街道の宿場町・越ケ谷宿」の跡地が見つかったのです!
一気にテンション上がりました!

地元の産業「越谷ダルマ」推しです。

もともと、僕は故郷の長崎から大学へ通う都合上、東武伊勢崎線沿いに引っ越しました。僕の埼玉ライフはこの辺りからはじまります。
バイトも、春日部・せんげん台・八潮などなどで行い、その延長から今の仕事に勤めているため、名残ある場所です。
「北越谷駅って、こぎゃんやった長崎弁っけ?」
ダルマ推しが過ぎる駅を出て、さあレッツ散策です!

東口を出て行きます。地図の「はかり屋」が越ケ谷宿の北で、そこから南の越谷駅まで歩いていきます。けど、せっかくなんで寄り道もしましょう。
ちょっと西口の元荒川沿いの桜並木。まあ冬なので桜枯木ですが。
そして、埼玉県の鳥でありゆるキャラ「コバトン」の元でもある「しらこばと」。
しらこばと水上公園水着撮影会でも有名」がある越谷はコバトンが群がる場所でしょうが、西口から浦和美園に隣接するくらい遠いため行きませんでした。
あと、きっとコバトンことしらこばとがいそうな「キャンベルタウン野鳥の森」も東口から吉川市に隣接するくらい遠いため行きません。代わりにマンホールのしらこばとをお楽しみください。

水着撮影会を「破廉恥だわー!」と中止させ、多くのカメラマンや演者たちの仕事を握りつぶした共産党県議会議員妖怪クソババアどもの行動はネットでも炎上してました。
公園側はちゃんと管理し、撮影会側も周辺にも配慮しているのに、だ。
僕(中年妖怪チビデブハゲ)はこういう「自分の考えに合わないものをぶっ潰すいわゆるフェミニズム」動きに大きな懸念を持っている側ですので悪しからず。いろんな創作活動を言いがかりで潰すのは良くないと思うのです。

埼玉県民ならコバトンを踏めるわけないよね!!

…まあ、行ったことないけど興味があるしらこばと水上公園でした。
まずは、北越谷駅東口から大通りをまっつぐに。
目指すのは越谷の総鎮守である神社「久伊豆神社」です。
埼玉県に久伊豆神社はたくさんありますが、地元で勢力を持った武蔵七党(武蔵武士団)の野与党や私市党に関係があり、「久伊豆=クイズ」とも読めることからクイズ番組参加者の参拝の聖地となっている(特に岩槻の久伊豆神社は1987年の第11回アメリカ横断ウルトラクイズの会場ともなった)。

ここで腹ごしらえグルメタイム。北越ラーメン天狗も食べたいし、ラーメン専門店越谷も良いのだけど、やっぱラーメンは控えて蕎麦にする。
「まるか家」さん、蕎麦に「布海苔(ふのり)」を使っていて「へぎそば」っぽい。
細目でツルツルでシャキシャキ、大好きなタイプの蕎麦でした。
天ぷらも盛だくさん!
ここでニュース速報「成城学園前駅にてナイフを持参して爆弾までしかけた男性が逮捕された」と。今の職場のすぐ近くやん… 明日そこに行くやん…

久伊豆神社へ。広い敷地に、秀麗な社殿。
そして、藤の花に満たされる池もあり、多くの木々が住宅地と隔てた神秘的雰囲気を出してきます。

クイズな感じは一切見られず(絵馬もなかった)、藤の花もシーズンオフでしたが、秋の木々の美しさは感じられたかな。

さて、越ケ谷宿を目指します。駅を中心に各地に「徳川家康と越谷の幟(のぼり)」が見られますが、どうやら鷹狩として家康が利用していた「越ケ谷御殿」があるとか。
細(ささ)いであっても、大河ドラマ「どうする家康」に乗っかろうとする貪欲さを感じますが、すでに近くを通過したし石碑がある程度ですし、気づいた時には来た道の半分近くをふりだしに戻るため行きません。

逆川緑道と元荒川が合流する地点が越ケ谷御殿の跡地。左下の逆川の先ですね。

北越谷を蛇行しながら南下した元荒川が大きく東へカーブするところを越えると、越ケ谷宿があった越谷本町に入ります。
越ケ谷宿は、国道4号となった江戸時代の五街道の1つ、日光街道(宇都宮にて奥州街道と分岐)つまり東北へ行くための主要道路の、千住宿と草加宿の次の3番目の宿場町。

広重の浮世絵の越谷。

古い建物が今でも残り、そして何より、せまい入り口を道路に面し、奥の東西に長い短冊状の建物のあとが、街道っぽさの名残を見せます。

せまい入口、奥に長い建物のつくり。

もともと秤(はかり)を売っていた「はかり屋」さんは、今は複合施設として、茶のカフェやレストランにリラクゼーションなどを楽しめます。
地元野菜大好きな僕は遊佐農場の野菜を買い求めに行きました。

名物の黒うどんやおいしそうな手作り納豆などがありましたが、僕は「べか菜」を購入。
「(埼玉名物の)山東菜と違うんですか?」「いや、白菜です。結球前なので柔らかくて、サラダでも食べれますよ」
僕はサラダと鍋で食べようと購入。
調べたら、「べか菜は山東菜のことであり」とあったのだが、「若くてなかなか出回らない白菜」ということを信じてみる。
結果、帰りに買った北海道のコンブ醤油とマヨネーズで貪り食べました。
何度も強調しますが、道路に面して立っている、いろんな建物のアングルから「短冊状」の建物をご覧ください。
この建物にピンときたら、そこは街道の町かもしれません。
岩槻の影響か、越谷も雛人形をつくっているようで。

宿場の本町の通りを抜けると、右手側が越谷駅、左側が越谷市役所ですね。
市役所もついでに見に行きましょう。

元荒川にそびえたつ越谷市役所。越谷は元荒川の町でもあり、舟運もさかんだったようですね。元荒川は熊谷から行田を経て南下し、荒川の東(鴻巣から東へ蓮田と岩槻)を通り越谷と吉川にて中川と合流する。

先日観た「小林さんちのメイドラゴンS」の6話で、カンナが川の最果てを見に行こうとちょっとした冒険に出る話。中川と合流する地点までですが、武蔵野線の南越谷駅の先にある越谷レイクタウンあたりまでで、かなり歩いていったことがわかります。
出発地点が越谷市役所あたりかなって思ったけど多分違います。

ドラゴンの中では食いしん坊系女子・エルマが推しです。
エルマがドラゴンに戻り水浴びしている場所が越谷市役所の前にある中央市民会館だと思ったけど、どうでしょうか、違います?

越谷駅に向かいます。ここでも越谷の名物が買えます。

「小林さんちのメイドラゴン」の「朧塚駅」は「越谷駅」がモデルです。
おもな舞台である朧塚商店街は実在しません。
ところで、メイドラゴンは京都アニメーションの作品で、監督の武本さんはあの忌まわしき「明治(近代)以降最多の死者を出した」放火事件で亡くなりました。
メイドラゴンを見て、たまに武本監督を偲びます。偉大な方でした。
本日、加害者の青葉被告に死刑判決が求刑されたニュースをただいま見ました。
続編の「小林さんちのメイドラゴンS」は、石原立也監督が継いでくれ、名作に仕上げてくれました! 京都アニメーションの作品で僕が最高傑作と思う「響けユーフォニアム」の続編も、これから放送されます。いつか京都に行ったときは、京アニ巡りをしに行きます!

駅前にある「ガーヤちゃんの蔵屋敷」。ここでもおいしい食品にグッズが買えます。今回はここを物色して、この記事は終わりとします。

店内の奥には東武伊勢崎線沿線のミニチュアが展示されてます。
ガーヤちゃんのバッジを購入。今、埼玉のゆるキャラをトートバッグにジャラジャラつける計画を立ててますが、挫折しそう。
ガーヤの隣が、とっくに取材済みで次回の記事にします吉川市のナマズのゆるキャラ「なまりん」です。
駅はこれからスーパーやマックなどをオープンする予定のよう。
正直、駅前のビルも「しまむら」にカラオケにファミレス、学習塾にAUショップに「餃子の王将」であまり盛り場な感じがしない。
越谷も西川口のように「越谷流」という大人のお店が浄化されたようだが、その分もっとレトロさを残したまま開発を進めてほしいものです。

ということで、越ケ谷宿という越谷市発達の拠点をまとめたところで、越谷駅に着きましたので、今回はこれで終わりにします。

終わりに

はい、皆様お疲れ様です。「その4」はこれくらいで、次回「その5」で最終回にします。今回で終わろうかと思いきや、もう5000字に近く長くなったし次回がキリがいい数字だし。

この後は「越谷レイクタウン駅」「吉川駅」「三郷駅」で、越谷の続編と吉川市と三郷市を紹介しますが、この3つの駅と町については取材済み。
ちなみにこの日に実は武蔵野線の旅の最後のシーンを撮影に行きました。
いやあ、日曜日に浦和まで行き、念願の「浦和民家園」に行きまして。
浦和から大宮を経て川越線にて高麗川から東飯能へ行き、秩父に着いた頃には秩父夜祭のピークに間に合いまして。どう記事にまとめるかは考案中。
そして秩父鉄道で熊谷まで行き、一泊して熊谷を散歩してから、秩父鉄道終点の羽生を経て東武伊勢崎線にて越谷の取材を続けました。
そして南越谷から東武伊勢崎線に乗り換え(混むだろうナァ、乗りたくねぇナァ、と一瞬よぎったのはナイショ!)、武蔵野線のゴールである西船橋を経て、京葉線にて東京に行き終了という形にしました。

何気に埼玉を大きく外周しちゃったようです。
取材もきっちり行ったと思いますので、この長い「埼玉を横断する」①~③(③はその1~5)もちゃんと終われそうです。

いや、ずっと前に「八潮と吉川と三郷市の郷土資料館に行く」旅を行ったはずだけど、僕のスマホの写真のアーカイブに残ってないのに気付いたのです。
たぶん、八潮の郷土資料館とともに撮影禁止だったと思いますが、もう一度見に行って撮影許可をとろうかどうか迷ってます。ただ駅からめちゃくちゃ遠かった記憶。

あ、吉川の郷土資料館は毎週土曜日しか開館しておらず、仕事のために行けてません。外観は撮ってます。
たぶん、あと宮代町(東武動物公園)の郷土資料館に行くと、埼玉県の郷土資料館はコンプすると思います。いくつあるんだろ。






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