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「中庸」について

はじめに

生まれてこの方、悪を学んだことは無い。しかし一歩街へ踏み出せば、善いものは謙虚に身を潜め、悪いものほど表に輝いているようにも見える。そしてなぜだろう、悪いものほど私を魅了し、昂らせるのだ。

背景

この曲はずいぶん前に制作し、手焼きのおまけ的CDに収録したのみで眠っていたものです。確か当時は、トラック数が増えてきたらちゃんとCDにしようと思っていた気がします。
曲調は過去曲のALYSSに準ずる吹奏楽テクノ的なものですが、この手の構成のルーツは古き良きBMS時代の流行にあるように思います。また高校生の入学式で、吹奏楽部の演奏に痺れたのもいい思い出ですね。吹奏楽部には入りませんでしたが🙃
オーケストラ音源はEAST WEST社のSymphonic Orchestraです。これまたせっかく音源を買ったんだから使わなきゃというのがモチベーションにありました。ちゃんとした音源を使うことの良さは、ただ単に鳴らすだけでも嘘じゃないよ?っていう音がするとこかなと思います。MIDI音源時代は、ストリングス鳴らすだけでも「あっ、SC-88の音だよ🥺👉」みたいになってたので。

イントロ>間奏>その他

この曲の最大の聴き所は、イントロのラスボス的展開です。その他オーケストラ風のアレンジでもイントロが一番言いたいこと言ってて、あとは埋め合わせみたいなとこがあったりなかったり。また間奏に入った瞬間抑え込んでたものが解き放たれて暴れ出すことも多々ありますが、これは純粋なオーケストラアレンジのスキルが無いのも理由です。
またこの頃には曲の作り方がだんだんと無茶になってきたように思います。特にサビ冒頭は予兆っぽい「導いて」を含めて4小節なので、普通に聞くと1小節足りない印象があると思いますが、まあいっかなって思ってそのままごり押してます。

歌詞

この曲は鏡音リンを使うことにしました。初音ミクのキャラクターはバーチャルアイドル的な印象が強いように感じる一方、鏡音リン・レンについては高校生くらいのキャラクターという年齢を伴ったイメージが強く、その年頃は教育由来の【善いこと】だけじゃなく、社会由来の【悪いこと】も覚えていくんじゃないかなとぼかぁ思いますね。

やらかしたこと

トラック数が増えてきたらちゃんとCDにしようって作戦は細々続けていて、ちゃんとオケも歌も完成した未発表の曲が他にあったんですが、PCを変えたりしてくうちにバックアップから漏れて完全消滅しました。自作PC好きで数年おきに特に意味もなくPCを作り直す癖+バックアップのような念のための行為が苦手で必要最低限で済ませたがる癖が祟った形ですが、さすがに完成曲1曲全ロスは痛すぎるので反省します。

https://youtu.be/XLMB7mkN4RQ

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