見出し画像

人生ゲーム攻略法 2020ver.

年末自主的にステイホームという名の引きこもりキメてるんですけど3日目にして何故俺はこんなにも厳しい処罰を自身に課しているのかという問いにたどり着いた。
負けるな自分、俺には大義がある。。。

昔から漫画やら映画やら何かしらの物語を楽しんできた私たちはそれこそ自身をドラマティックに描きたがるのが性ではないだろうか。
自身を自分の人生という物語の中の主人公にしたいとは思わないだろうかいわんや思う。
例えば悲劇のヒロインであったり、大器晩成型ヒーローものであったり。
これは至極当然だと思う、なんせ自我があるから。そりゃそうだろ。
この人生ってのはずっと一人称視点のFPSなんだけどあまりにもなげぇ。そのくせ自身のレベルアップにはめちゃくちゃ時間がかかるし、自分のHPが見えねぇって言うクソゲー感がすげぇ。
もっとイージーモードにしてくれ運営。
見えないもんだから自分が今何を持っているかとか何を求めているかとかは明確にしないとゴールがわからなくなる。
だからこうやってたまに思想遍歴をまとめてるんだけど、やっぱ今年最後に書くには今年がどんな年だったかってこと以外にないだろうってことで今年まとめます。

今聞いてるのは森本仙の新しいアルバム「sen morimoto」です。いろいろごちゃ混ぜで面白いです。
https://youtu.be/2VKZ_KUtiHg
このMVもそうなんだけど今年はコロナでもうそりゃずっとこの話。(おそらく去年のハロウィンの時に撮影してまた今年も撮影してる)
仕事面はそんなに変わらないってか常に順応していかんとかんもんで劇的な変化があったかと言わればそうでもないです。もう慣れましたし、いい方向に向かってると思います。
ただ今年の消費対象がめちゃくちゃに変わった。ゲームでいうところのスキルの振り分け先。
1. iPad Pro
2. Air Pods Pro
3. BOSE TV Speaker
4. PS4 
(2020年ベストバイ)
わかる通り服なんて今年はほぼ買ってねぇ。仕事とお家装備です。
会社じゃスーツバチこり決めて、耳にはAir Pods、手元にiPad、PCで作業とめっちゃイキってます。
生産性が上がったかどうかは分かりませんが仕事する場所は選ばなくてもいいです。要はやる気です。(これは特に購入したものとは関係ない。)
家帰ったらテレビでネットフリックス(PS4経由、ゲームは一切しません。)をBOSEの音響で聞いています。(音がうるさいと苦情が張られるようになりました。)
気分が乗ったらiPadで勉強もするようになりました。

マチネの終わりに見ました?

「マチネの終わりに」
https://filmarks.com/movies/80106

久しぶりに邦画を見たんですが、この映画で終始でるセリフの「未来で過去は変わる」ってのにめちゃくちゃ共感したんですよ。
劇中では過去の祖母との思い出の場所であった庭の縁石が、祖母の死によって嫌な思い出の場所に変わるってことから過去の思い出は今後の未来が影響するってわけでして。
これが逆に悪い過去も今後の未来によって変わるっていう深〜いお話です。
私はそんなこともよくわからなかったので友達が結婚式の余興でやったと言われるお笑いのラランドに言及しました。

画像1

まぁ今考えればそりゃそうだろって思いますけど、でも今から迎える過去を今後の未来によってどうとでもなるってすごい思想じゃないですかね。強くなれます。
就活の時の自己分析も言い換えれば自分の人生がいかようだったかを脚色するように人生の上書きするものですし、人の評価も今現時点から過去を振り返りその人を上書きするものじゃないですか。会社の決算書も一定の期間を区切って中身をのぞいてそれはどんなものかってのを精査する行為じゃないですか。
つまりは定義すること自体が未来からの逆行的な行為って言えるんじゃなんですかね。

ってわけで過去の人生ゲームは常に未来が影響するってわけでして、その過去を如何にもこうにもするにはその過去時点から相対的に未来にいる私が全て全肯定をすれば私の過去は全てHAPPYに変わるというルールを打ち立てました。
今私はめっちゃ普通のことを言っています。

ドラマチックな人生の主人公になりたい私は今年をドラマチックな転機としたいわけです、そして2020年をいかにドラマチックな年にするかは今現在以降の私にかかっているということを言いたいわけございます。

話を戻しまして消費対象の変化ですが、明らかにいままで外向きの物欲が内向きに変わりました。欲しいものが変わりました。
会社での使用するもの、家での生活するものに全て目が行き、外に出る時のものには目が向かずです。
コレは環境的要素が多いかもしれませんが、私は過去の自分より未来にいるので過去を定義する権利を持っています。よって環境的要素よりも相対的に内向きのものに必要性を感じたということに定義することが可能です。
つまりお外に出にいく時に着るもの(プライベート)はある程度満ち足りてきました。自分が持ってるものはめちゃくちゃイケてると思っているので、次はフィールドを移したと認識します。
お家時間や会社に行くときに恥ずかしくなりました、なんせ私が持っているものはイケてるので。(スーツは正直まだまだ勉強中なので教えて欲しい。)

今年2020年は私の消費対象が変化したドラマチックな年であった。
コレは私が目指すクラシック男子なるものへのステップの一つに過ぎない。
究極の生命体になるべくまだまだ道のりは長いが今年はその過程においての転機となる一年でございました。

今年めちゃくちゃ嫌なこととか結構きついこととか公私共にあったけどそれ全部含めていい変化の一年だったんではないでしょうか。
嫌なことあってもこの思想だと全部全肯定できそうだぞ。
よくある「あの時の自分のおかげで今がある」的なセリフがありますけどコレがやっと腹落ちしました。
今後嫌なこととか辛いことあっても全部未来の自分に全責任を押し付け、定義してもらって全肯定してもらお。

めちゃくちゃやべぇ武器手に入れちゃった感あるな。
ラスボスは“死”だけどその後は“無”なので振り返り、過去を定義することは不可。
現在進行形では人生を定義することも不可であるのでまず負けることはない。
よって負けることはなし。
この人生ゲームはすでに勝ちゲー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?