鎌倉散策に行ってきました!
2021年7月21日、鎌倉散策に行ってきました。
鎌倉には数年前に何度か観光に行ったけど、最近歴史の勉強をし始めて、鎌倉時代の歴史背景を知った上で史跡に行くと、何か違う気づきがあるのではないか、と思い行ってきました。
ちなみに、私達が学校で習ったときは鎌倉幕府の成立は源頼朝が征夷大将軍に任命された1192年だったけど、今は守護・地頭の任命権を得た1185年だと言われています。
たしかに、守護・地頭を任命できるってことは領主の任命、土地の配分とかもできるってことで、幕府の成立といえるかもね。
鶴岡八幡宮の参道
ここは段葛(だんかずら)と呼ばれ、源頼朝が北条政子の安産祈願で作ったのだとか。
狛犬もマスクしてます。快晴!
鶴岡八幡宮の舞殿
源義経を慕った静御前が舞を披露したと伝わる若宮回廊跡に建ってます。
色どりがきれい。
もちろんこの後本宮にも行ってお参りしてきたんだけど、写真撮ってなかったです。
鶴岡八幡宮自体は、1180年にこの地に移されたようです。
荏柄天神社
えがらてんじんじゃ と読みます。
梅の柄が綺麗ですよね。
ここも歴史が古くて、社伝によると1104年に創建されたそうです。
鶴岡八幡宮や、この荏柄天神社をまわって気付いたんですが、厄年の人はご祈祷しましょう、というポスターがよくあります。
あれ、、、よく見ると、、、おれ今年厄年じゃん!
何かお守り買って行こうか。
それともいっそ、ご祈祷お願いしちゃう?
この荏柄天神社は、縁結びや就職のご利益があるとのこと。
9月から私は転職で新しい職場になるし、ここは一発ご祈祷してもらっちゃおう!時間もあるし!
ということで、平日であまり忙しくなさそうな宮司さんにマンツーでご祈祷してもらいました。
これで厄が飛んでって、新しい職もうまくいくといいな。
ところで、厄払いとか祈祷って意味あんの?ていう意見もありますが、私も歴史を勉強してなかったらきっと今回、ご祈祷してもらわなかったと思います。
祈る事は公共事業
前に紹介したのですが、中世の日本では祈る事は公共事業でした。
昔の人のほうが信心深かったのかというと、どうだったのでしょう。
今より科学・通信や外交が発達していない社会において、他に信じるもの、情報が格段に少なく、また寿命が短く死が身近だったということもあり、必然と今より信心深くなったのかな、とも思いました。
生きていく環境が違っただけで、今の人とそんなに変わらないのではないか。
そう考えると、祈ることがもっと身近に思えてきて、ご祈祷してもらうのもいいな、と思い今回お願いしました。
あと今回の鎌倉散策で思ったことは、鶴岡八幡宮は源平合戦でなくなった源氏の兵士を弔う意味もありますが、平氏側の供養も兼ねてます。
あと北鎌倉方面の円覚寺にも行ったのですが、このお寺は元寇でなくなった武士と、元(モンゴル)側の供養のために創られました。
下の写真が円覚寺。
鎌倉時代の人たちは、よほど怨霊とか祟りを恐れていたのでしょうね。
荏柄天神社のご祈祷でもらった御札は、こんな感じで家に飾っています。
今回、銭洗弁財天とか長谷寺の大仏とか、そっち方面は行けなかったので、また鎌倉行きたいですね。
ところで、ぜんぜん鎌倉と関係ないんですが、
スキルアップやキャリアアップのkindle本を出版しました。
7/29まで無料で読めるので、よろしくね。
最後まで読んでいただいきありがとうございます。 定期的にアップしていきたいので、今後もよろしくお願いします。