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ソフトテニスオンラインスクールの理念と将来的な構想

クローズドβ版開校

先日、ソフトテニスのオンラインスクールを開校しましたが、開校の意図やスクールの理念などまだまだ情報発信が足りていないので時間を見て発信していきたいと考えてます。

開校と言ってもサービスとしてはクローズドβと呼ばれる試験運用中です。基本的に一般的な申し込みは受け付けておらず、身内や紹介からのみの入会に留めています。そんな状況にあっても、多くの引き合いをいただいており正直その反響の大きさとその責任を痛感しています。

また、知人、友人、先輩・後輩、多くの方が協力してくれてここでは個別に名前を挙げる事は出来ませんが、各カテゴリーのチャンピオンが準講師のような形で生徒として参加してくれてスクールを盛り上げてくれています。本当に感謝しています。

現在は9月の本開校に向けて様々な準備を整えているところです。現在交渉中の講師の方々、スクールのコンテンツの検討、ブラッシュアップ、拡充と目まぐるしく動き回っています。当初8月の本開校を考えていましたが、とても無理でした。9月でも厳しいかも知れないと考えているくらいです。ただ、期限はズルズルとずれていってしまうものなので、9月本開校はマストとして進めていっている次第です。

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スクールを始めようと思ったきっかけ

私自身が、本当に運良く指導者に恵まれたと言う事が根底にあります。
現在、都立の中高一貫高校の指導を行っておりますが、区の大会、都の大会、目を覆いたくなるような指導をされている方々が未だにいらっしゃいます。見る度に非常に残念な気持ちになります。

以前に比べれば体罰は格段に減ったものの、未だに一部の地域や学校には確かに残っていますし、事件になるようなケースも少なく有りません。

年号は令和に変わりましたが、言葉通り、昭和の指導をされている方もまだまだ大勢います。上述したように体罰は減ったものの、言葉の暴力(叱責や怒鳴ったり)はまだ根強くあるように感じています。

私自身は中学生の頃、本当に幸運にも故野口英一先生に教えを請う事が出来、そのお陰もあり関東大会に出場する事が出来ました。そこで、こちらももう亡くなられましたが、故地脇猛夫先生に声をかけていただき巣鴨に入る事が出来ました。

そこで現早稲田大学軟式庭球部監督である小野寺剛先生と出会う事となります。

私は選手であった中高大の10年間のソフトテニス人生で指導者より一度たりとも殴られた事はありませんでした。当時、体罰が全盛のような時代に本当に稀有なる事であったと考えています。
もちろん、様々な結果に対して厳しいことを言われる事はありましたが、それはいわゆる感情に任せた叱責などではなく、真に我々生徒の事を考えてくれて投げかけられた言葉であり、負の感情を抱いた事は一度もありませんでした。

私の力不足で日本一という結果でお返しすることは叶いませんでしたが、先生方に受けた薫陶は今でも強く胸に残っています。
そうした指導を受けた自分が、同じように正しい(自分が正しいと思える)指導を世の中に広めたいという使命感にも似た強い思いがあります。

神崎公宏先生は大学時代に少し教えていただいた事がありますが、直接教えを受けた事はありません。

しかし、説明も不要かと思いますがご自身でも天皇杯を2回獲得され、また指導歴においても何度も日本一に導いていらっしゃる方です。
私としては大学の先輩であり、恩師のペアであり、その指導理論・指導結果においては微塵の疑問を抱く余地もありません。

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受講して欲しい方々

実はオンラインスクールはもう数年前からやりたいと考えていた事になります。しかし当時は色々な状況もあり実現しませんでした。
しかし、今回は様々な要因が重なり、タイミング、という他無いのですがオンラインスクールの開校に漕ぎ着ける事が出来ました。

子どもたちは先生を選べません。世間では優秀な指導者と言われている方でもその内実は様子が異なることもあるかも知れません。
自分に合う合わないで指導者を選ぶと言うのは一つものすごく恐ろしい観点かも知れません。
しかしながら、仮に体罰でも存在するのであればそれはどれだけ結果が出ていようとそれは優秀な指導者とは呼び難いと言えますし、指導者を変える、という選択肢が出てくるものと考えています。

また、指導者やご自身が選手であっても是非入会を検討いただければと思います。本来であれば接点を持つことも出来ないような先生方(参加している準講師のような生徒さんたち)に直接質問する事が出来ます。

私達が正しいと思える指導を、日本中どこでも場所と時間を選ばず提供できるのがこのソフトテニスのオンラインスクールになります。

当然ですが、全国各地で尽力されている指導者の方々を否定している意味合いは一切ありません。
入会されるご自身の情報収集や技術向上の一つの手段としていただければ幸いです。

今後のスクールの展開について

このオンラインスクールの仕組みは競技を問わず横展開出来るものと考えています。運営会社となる私の会社はプラットフォーマーとして運営をお手伝いし、フィーをいただく事を考えています。

また、今後は1スクールではなく、各先生のスクール、と言ったような形でスクールを分化させていきたいと考えております。理想は各スクールで講師の方々がしっかりと収入を得て活動を継続することです。こちらも運営を我々で引受け、フィーをいただきます。

この形式でビジネスモデル特許を出願中です。
正直、仕組みはいくらでも真似ていただいて良く、元々の理念である正しい指導が全国に届くのであればむしろ類似サービス、競合の参入は歓迎と考えています。
しかしながら、まだまだこの先に目指すべきものがあり、そのためには資金が必要であり、しっかりと利益を確保していく事が不可欠ですので、権利をある程度守る準備をしているところです。

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スクール展開その後、スポンサーからプロチームについて

現在考えいてる構想としてはスクールで上げた利益を、トップ選手へのスポンサーという形で還元していきたいと考えています。
スポンサーの費用は年間数回の講習会によってペイする(若干赤になる選手も出てくるとは思う)のでそれによりスポンサードする選手を増やしていきたいと考えています。

それまでにしっかりと利益が確保出来る会社の体制が出来てきたらプロチームを作りたいと考えています。
仮にチームを5ペア(10人)とした場合、一人年400万と試算すると年4,000万が必要になります。これを将来的に捻出していけるようにしたいです。

また、並行して独自に賞金大会も検討していきたいと考えています。プロ選手、トップ選手にとって夢のある金額などが準備できれば理想です。

STリーグ構想(仮称)

そこまで整ってきたら、後はプロリーグです。私個人としてはここまでを一つのゴールとして考えています。

スクールの準備に奔走している今ですが、ここまでを見据えて並行で進められるものは進めています。
先日はBリーグの創設メンバーの方にアドバイスを頂くことが出来、自分の考えの整理、方向性も見いだせたところです。

ここまで出来れば私としては満足です。
一人では到底出来ることでは無いので多くの人に手伝ってもらっていますが、ここまでの画が描けて、進められるだけの土台を作り上げられれば、後は自ずと進んでいくのではないかと思っています。そのための土台を早く作り上げたいと考えています。ですので色々と焦っています。

そして、その後は次の時代の人達がやってください。
その頃私は南の島のビーチでキレイな人と犬と暮らしてる予定です。

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#ソフトテニス #オンラインスクール

 

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