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清原和博と薬物依存症

海外に居ますので、リアルタイムにテレビを見ているわけではないのですが、清原和博容疑者(プロ野球関係者)が逮捕されたとの事。同年代の「英雄」であるだけに(PLコンビは当時相当な話題でした)悔やまれます。何してるんだか。

<薬物依存、アルコール依存、ギャンブル依存: 依存時代を生きる>

<田代まさしという名の孤独なチャールズ・チャップリン>

<トヨタ自動車の女性役員は「堕ちた」のか?>

薬物依存症に関しては、私自身、アルコール依存症と戦い、精神科病棟なども通じて克服した事がありますので、然程の違いはあっても大体の事はわかるのですが、基本的には、相当強靭な精神力が無ければ克服は出来ません。

小向美奈子さんにしても、酒井法子さんにしても、(或はASKAさん等にしても)、早く回復すると良いなあ、と祈っております。薬物依存だと、NAがありますね。精神の弱さを指摘される場面も多いのではなかろうかと存じますが、体験した私から言わせれば、数か月・数年止められるというだけでも相当の精神力だと思いますよ。まあ、

アルコール依存症>薬物依存症(一般の薬物:含ベンゾジアゼピン・覚せい剤)>>ニコチン依存症

位の簡易評価がベストではないでしょうか。

去年、清原さんが、テレビで出演して、薬物関係の関与を否定していたようですが(海外なのでリアルタイムには見れません)、あの挙動は明らかなウソですね。女性陣は一発で見抜けたのでは?

ともあれ、NA(薬物依存症関係者の為のアノニマスグループ)などに入って、回復される事を望みます。

一般的に、「依存症」は、

「関係依存」 (a) => 「プロセス依存」 (b) => 「物質依存」 (c)

の順に流れていき、そして、回復は、その逆に、

「物質依存からの克服」 (c) => 「プロセス依存からの克服」 (b) => 「関係依存からの克服」 (a)

となっていきます。

(a). 関係依存   例: セックス依存症、共依存

(b). プロセス依存 例: ギャンブル依存症、買い物依存症

(c). 物質依存   例: アルコール依存症、薬物依存症

清原さんの回復を期待して。

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追記: 画像は、 http://www.tokyo-jinken.or.jp/jyoho/48/jyoho48_tokushu2.htm より。因みに、この「画像」にあるように、依存症には大きく分けて3つのタイプがあります。特に、共依存のような「アルコール依存症や薬物依存症の配偶者・子供がなりやすい」精神疾患(依存)については、あまり多く語れる方はいらっしゃらないようです。学問的な見地からの研究が日本でももっと発展すべき分野ではないでしょうか。

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