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良いLT発表のコツをまとめてみた

こんにちは!
本ドキュメントでは、私が考える良いLT発表のコツを紹介します。
すべてのLT発表がこのドキュメントに従うべきではないと思いますが、LTに慣れていない方はぜひこのドキュメントを参考にして発表に臨んでみてください。

※LAPRASのイベントでLT登壇いただく方には、本ドキュメントと同じ内容をお伝えしています。
LAPRAS Fans Advent Calendar 2019用に少しだけ文章を修正・追記しました。(2019/12/1)

良いLTってなに?

私が考える良いLTとは下記のとおりです。

LTによって、聞いた人の考え/行動を変える

イベントに参加したことで、自分の中で少しでも何かが変わると参加者の満足度は大きく向上します。それが業務に活かせる内容だったらさらに喜んでもらえます。

考えや行動を変えるには?

ポイントは2つ。「気づきを与えること」「具体的にどうしてほしいかストレートに呼びかけること」です。
LT発表の最後に 「このLTを聞いたみなさんに明日からやっていただきたいのは……」と伝えるようにしましょう。なるべく具体的かつアクションに落とし込めるものの方がよいでしょう。それだけでLT発表はより良いものになっていくはずです。

話す時のコツ

話すときのコツは下記の3点です。

・大きな声で話す
・質問をする
・参加者の方を向いて話す

<大きな声で話す>
声が小さくてよく聞こえないLTは意外にも多くあります。また、聞こえる声ではなく、十分すぎるほど聞こえる大きな声で話すことで参加者の意識を発表者に向けることができます。

<質問をする>
インタラクティブであることは、LTに限らず発表する時にはとても大切です。参加者のリアクションはLTの雰囲気を良い方向に持っていってくれます。リアクションを引き出すためにも、強制的にアクションを起こさせる質問は有効です。

質問については下記のようなことを聞いてみましょう。
・(自社のサービス名を)知っている人ってどれくらいいますか?
・この言葉、知っている人ってどれくらいいますか?
・◯◯を実践している方ってどれくらいいますか?

※上級者テクニック
質問とLTの導入部分をうまくリンクさせるとこなれ感がでます。

<例>
 ◯◯を実践している方ってどれくらいいますか? ほとんどの方が実践していますね、すごい!
では、◯◯の△△を使いこなしている方っていらっしゃいますか? おっ、今度はほとんどいないですね。そう、実は△△まで使いこなしている企業ってホントに少ないんです。そこで今日は、そんな△△の使い方のコツについてお話します。 

<参加者の方を向いて話す>
参加者の方を向いて話すためには話す内容を記憶しておく必要があります。すべてを記憶するのはとても難しいので、要所要所で意図的に参加者の方を向いて話すようにしましょう。

スライド作成のコツ

スライド作成のコツは下記の3点です。

・文字を大きく
・文字を少なく
・綺麗ではなくキレイに

<文字を大きく>
文字を大きくするのは視認性を高めるためです。文字フォントは会場やスクリーンの大きさにもよりますが、細かい文字でも30pt以上(場合によりますが)に設定することをおすすめします。

<文字を少なく>
文字量は、伝えたいことが通じる最低限の情報を担保しているという前提のもと、なるべく少なくしましょう。LTは限られた時間で内容を伝えます。
配布用の資料とは異なりますので、資料にはポイントをわかりやすく記載し、補足や重要ではないことについて口頭で補足するのが望ましいです。「最も伝えたいことが明確になっている」ように、余計な情報は割愛しましょう。

<綺麗ではなくキレイに>
綺麗なスライドは必須条件ではありません。キレイに整っているスライドを心がけましょう。気をつける必要があるのは以下のようなポイントです。

・フォントサイズは合っているか (見出しや本文でそれぞれ統一しましょう)
・行頭や上下位置は統一されているか
・使用している色が多すぎないか

見やすいスライド資料について詳細に解説しているスライドがありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
見やすいプレゼン資料の作り方 - リニューアル増量版

最後に

アウトプットすることは、クオリティにかかわらず素晴らしいことです。
発表している時は、発表しているその人が会場で一番偉く、尊敬される存在です。聞いた人にまさかりを飛ばされるかも、上手くいくかな、ということは考えずに、ぜひ楽しんでLT発表に臨んでください!

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