ドレスをお仕立て！演奏者を笑顔に表現する上身頃の制作とビーディングの装飾品について。

2022年2月17日 14:58

美しい深みのある大人の装いを演出するワインレッドのジュニアドレス！繊細なお仕事は全てハンドメイドでお仕立て。

The Rabbit Closetのドレス制作ブログをご覧頂き誠に有難うございます。本日は、アトリエからドレス制作の上身頃についてご紹介させて頂きます。ドレスを制作する際にトップスのイメージはとても重要です。お子様のフェイスラインに合わせた胸元のデザインとネックライン、そして演奏者が動きやすく着やすいお仕立てであり、見た目の印象が良い方が好ましいですよね？またドレス姿で一番注目を浴びる部分は、お顔周りの印象です。

私達がお客様のドレスをデザインする際には、必ず”お子様のお写真からの印象やヒヤリング、ご相談”を行いデザインを行います。お子様の好みのデザインもあると思います。理想と希望を含めデザイナーがご提案をさせて頂きます。

本日はアトリエで丁寧に創られる上半身デザインの一部をご紹介させて頂きます。

お子様のサイズとデザインに合わせて上身頃のお仕立て！

デザイン決定後にお子様のサイズを基に専用のパターンを描きます。本生地を裁断する前に”生地に施す下準備”を行い裁断を行います。それぞれのパターンに合わせて細かいラインを取り、一つ一つの身頃を仮止め、縫い合わせ、アイロン作業となんども繰り返して仕立て上げます。その際にデコルテとして表面にデザインを加えますが、今回のお衣装は表面生地に合わせて同系色のリバレース素材を用いて構成します。ゆとり分量を入れながら身頃に合わせて施して縫い合わせます。

ピアノやバイオリンのアーティストでアームホールが気になる方も多少いらしゃると思います。通常のドレス制作よりも演奏者演奏しやすいようにゆとり分を多く入れて演奏者用のドレスを制作します。その方が腕を広げて演奏する方々にはその方が好ましいですね。アームホールもシルエットに合わせて、ピン留め、仮止め、確認、本縫いと工程を進めながら上身頃をお仕立てします。

上半身制作後に”レースに施すビーディング作業はハンドメイド制作”！

トップスを制作した後に上身頃にビーディングを施していきます。その際にハイライトやポイントとなる部分を明確に一粒一粒のビジュやスワロフスキーなどをポイントに置いてバランスを確認します。そこからハンドメイドで上身頃に装飾品を施します。装飾品を施すことによりステージ映えはもちろんの事、お顔周りも素敵に演出し、照明の光に輝き素敵に演出します。ポイントに置いたスワロフスキーが綺麗な輝きを放ちます。