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任せられなかったのはなぜか

今朝は妻と一緒に今週のご飯の作り置きを。
 
 
そういえば、一緒に料理するのは初めてかもしれません。
 
 
『手伝おうか?』と聞かれたこともありましたが、『別に大丈夫だからいいよ』と断っていました。
 
 
娘と遊んでいて欲しい、娘が寝てる時はゆっくりしてて欲しい、ここまで料理進んだら自分でやった方が早そう、など断っていた理由はいろいろあったと思います。
 
 
ただ、あんなに『手伝おうか?』と言われてたのを全て断っていたのに、今日はなんで断らなかったんだろう……と考えてみました。
 
 
行き着いた理由は、以前は『料理を任せたくない』と思っていたから。
 
 
料理までやってもらうと自分の役割がなくなる、居場所がなくなる、と無意識に不安を感じていたのかもしれません。
 
 
断っていた理由も、任せないということが自分の中で決まっている中で、それらしい理由を見繕っていました。
 
 
 
最近は、表面的な役割にすがるようなことが減ってきたから、任せられるようになったのだと思います。
 
 
 
 
職場でも家庭でも、任せたいけど任せられない、ということはあると思います。
 
 
その理由を聞くと、〇〇さんにはまだ実力が足りない、といったことが挙げられたり、
任せてると言ってはいるものの、先回りして転ばないようにしていることもよくあります。
 
 
これ、結局は自分を守ろうとしているから、が根本にあることが多い。
 
 
任せた結果、達成されると自分の立場がなくなるのではと実は不安に思っている、
任せた結果上手くいかなければ、自分への周りの対応や、その時の自分自身を受け入れられない、など。
 
 
 
表面的な理由なんて、作ろうと思えばいくらでも作れます。
 
 
任せられない理由はわかっているつもりなのに、なかなか進まない時は、そもそも根本に別の原因があるのかもしれません。
 
 
 
 
自分の中の無意識には、なかなか気付けなかったり、気付くことを避けていることもあります。
 
 
定期的に思考や行動の根本に無意識がないか、意識して確認したいと思います。

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