「腰椎椎間板ヘルニア」という病名をもらってからの、入院とか、治療とかのことを書いていきます。

今年の夏はとんだ災難だった・・・。なんていうと、天災被害にあっている方に申し訳ないくらい自業自得かもしれないのだけど・・・。

要は「すごい腰痛になりました」ということです。
でも、“腰痛持ち”って世間にこんなに多いのか、ということを初めて知ったし、“腰痛持ち”の人というのは、「腰がいたいんです」、とおおっぴらには言わないのだということも知った。だからだろうか、こんな治療受けました、こうやって長年の腰痛とお付き合いしています、という情報も世の中に出回っていないような気もしている。さらにいえば、出回っているのは、“一度あの痛みを経験した人向けの今後もう二度とあの痛みにはまらなくていい予防策”であって、そもそも、未経験者向けの一生腰痛にならない方法、できれば避けて通れる生き方を教えてくれるところもないのではないかと思っている。

私自身は、15年くらいぎっくり腰経験者を自負しているので、腰痛の痛さは知っているつもりでいた。でも、この夏の腰痛は、もうそんなレベルを超えていて、もはやトラウマになっている。だからこそ、自分でもなぜ、どういうからくりでこうなったのかちゃんと知っておかなくてはと改めて思っているし、この先きっと長い付き合いになるであろうこの腰痛とどうやって付き合っていくのかも考えていかなきゃとも思っている。
そして、未経験でいられればそれに越したことはないので、一度やってしまったらどんな世界が見えるのかをできるだけ多くの人に伝えることで、なんなら腰痛持ち予備軍を減らしたい、くらいに大げさに考えてもいる。

世に多くいらっしゃる腰痛ベテランの方々からすれば、そんなことは当たり前だろうとご指摘を受けることも多いだろうけれど、私自身が初めて知ったこと、経験したこともたくさんあって、これはこれで良い経験だったとようやく思い始めているので、書き留めて発信していくことが何かの参考になればと思ってます。

ちなみに、私が医者にもらった病名?ケガ名?は「重度の腰椎椎間板ヘルニア」です。背骨には番号がついているのだけれど、もっともヘルニアになりやすいと言われている5番です。治療法としては、外科的手術はせず、ブロック注射という痛みを止める麻酔注射を麻酔科医に打ってもらいながら安静にするという方法。今日時点で、最初に入院をしてから2ヶ月ちょっと、です。今は一日2回痛み止めの薬を服用しながらだけども、床に落ちたものを拾う、歩いて階段を上る、電車に乗る、仕事するといった事はできている。今はまだできないとわかっているのは、重いものを持つ、ハイヒールであるく、よちよち走りより早く走るというようなことです。

喉元すぎれば、とはよく言ったもので、トラウマになるほどだったのに2ヶ月経ってあの痛みを忘れてしまいそうになる自分を戒めるためにも、少しずつ思い出しながら書いていこうと思います。


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