見出し画像

ポリッシュ・ローランド・シープドック(通称・PON)

 色々なサイトで「飼いやすい」なんて見ますけど「躾が出来る事」が前提です。躾をしっかり出来ないご家庭は飼うべきではない犬種。精神的・体力的にタフで頭が物凄くいいです(一度覚えた事や嫌な事は忘れません)
敵視されたら一生「敵」です。
家族の傍を離れません、ガウガウ犬です(超番犬)

 最近、ネットにある犬種別情報も間違いだらけ、このワンちゃんは中型犬です。うちのワンちゃんは、犬種にしては大きい個体。本来は中型犬のサイズの中でも小さめ、なのに大型犬として載せているサイトもあります。

 頭の良さは、色々な犬種の中でもトップクラス。現代の犬のように飼いやすく改良されていません、躾が出来れば最高のパートナーになります。この犬種を元に改良した犬はビアテッドコリー(改良されているだけあって吠えない、家族以外にもフレンドリーで飼いやすい)PONより大きく尻尾があり、コート(毛)も違います。

 PONはシングルコートなので換毛期がありません、プードルと同じ。

「離れた場所からも家族をじっくり観察しています(されています)。小柄ですが家族を守る時はどんな相手にも怯みません、顎の力は最強クラスで破壊神と言っても良いです。固い玩具を与えたら即座に破壊します」

 精神的にタフなので、子犬の時から気を付けないといけません。

 ドックランに行くと一通り一巡して、各ワンちゃんと挨拶したらドックランを見渡せるベンチに座って各ワンちゃんを監視します。(羊の護衛に回る本能が働くのかな?ウォッチドックですからね)

 この犬種は日本人の優しい躾(半ば放任)には向いていないと思います。躾の時には毅然とした態度が必要。殆どの事はすぐに覚えますから躾は楽に出来ると思います。

 記憶力が抜群。散歩を始めた頃に排水溝のグレーチングに後ろ足が落ちた事が有るのですけれど、それ以来10年以上そこの排水溝だけジャンプするか避けて通ります。(他の場所のグレーチングは平気)

 玩具を毎回違う所に置いても場所を覚えて、飼い主が取ってくれるまで何時間もその場で待てるほど精神的タフネス。食事している途中で器に掌を出して「マテ」「お座り」のコマンドで食事を止めて「お座り」します。(これ、結構すごい事なんですよ!)

画像1

 野菜室を知っていて「やさい頂戴」って、アピールしながら待っています。(眼球を動かし白目の部分が見えるので本当に人がチラ見しているみたい)

 体は小さいのにとても、大きな声で吠えるので一軒家でないと無理かな。お隣と近いと苦情が来るかもしれません。本当に吠えます(ガウガウ犬)。私には、どうしても吠える事をやめさせる事が出来ませんでした。

 家をテリトリーと認識しているので、「インターホン」「外部からの音」「訪問者」、家族と認められていない者が家に上がった時などなど、とても大変です。対応は他の家族と一緒に奥の部屋に連れて行くしかありません。

 精神的タフですから、部外者がいると永遠に吠え続けます。インターホンが鳴り荷物を取りに行って私が戻るまでずっと吠えます。私が戻ると反省した顔して黙り、逃げます。(怒られることは解っているんです。でも本能や、こだわりが強いので我慢できないんでしょうね)

 一生懸命家族を守っている行為なので仕方ないのですけど。

 テリトリー以外(家の敷地から一歩外に出ると)、全く吠えません。十数年、散歩しても外で吠えた姿を「見た」事も「聞いた」事もありません。

 とても家族にべったりな犬。もう老犬なのでペットロスがとても怖い。

頂いたサポートはセブのチャリティーでお米の購入や貧困層の子供達に炊き出しとかに使わせて頂きます。お願いいたします。