原油が高止まりしていますね。それに加え紅海の運航が出来ない状態。

紅海を運航できないと、物凄い遠回りをして物を運ぶ、さらに原油高なので運賃が高騰するはずなんですけど。。

本来なら物の価格が高騰してもおかしくない。高騰しないのは理由は世界が不景気だという事。

まず中国の景気減速で中国の輸出入がだいぶ減っているのでしょう。さらにドイツのリセッション。世界で消費行動が低下しているためコンテナの量が減っている。
海運のコンテナ料金も安くなっているみたい。

ある意味、中国などが不景気になっていることにより物流量が減って、物の値段が高騰していないから助かっている。しかし、これは時間をかけてデフレが世界に伝播する可能性がある。

中東情勢が長引けば原油高は続く。世界経済が低迷しても原油高が続いていくと今度はスタグフレーションに陥る可能性も出てくる。

世界中に失業者があふれ、さらに物価が高くなるのがスタグフレーション。

アメリカ経済がいち早くスタグフレーションになる可能性があると思う。中国発のデフレとアメリカ経済発のスタグフレーションが同時に起きるのか？

現在のAIバブル・暗号資産バブルに浮かれていても、一気に世界経済が混乱し始める可能性は大きいと思う。

どのような未来が待っているのかな？