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フロンティア(圏外)はまだあるんだわ監視社会

なんだかんだで山に行ってきた。
埼玉県は坂戸の辺りの出口から関越道を降りて、更に1時間近く掛けて西へ。

高速道路というのは広場恐怖症にとっては結構地獄なもので、パニック発作を誘発してくるアトラクションである。

ディズニーのアトラクションも確かに誘発してくるから最早アトラクション恐怖症である。

カーナビだかGoogleマップだかに残り〜分と言われても、心理的時間が長過ぎて一瞬が永遠であり、永遠が一瞬である。

そして今が全体いつなのか分かってない自分に時を刻むのは発作である。発作が起きると時間の進み具合が理解しやすくなる。ただ発作というイベントを挟むからである。

pre-pythonとかpost-pythonみたいな感じだと言えばわかりやすいか分かりにくいかどうでしょうか。

とりあえず越生町の辺りに行ったのだが、コンビニはないしペトロステーションもない。

なのでガソリンがなくなるにつれて不安になって、また一つトリガーが作られて大変困っていたけど、いやはやハイキングな場所であった。

あの辺に住んでいたらハイキングするしかないだろうし。ハイキングがデフォルトになりそうだ。友達のカナダ人が昼休みにスキーをすると言っていたのを思い出す。

珍しく圏外の場所だったのだが、今時そんな場所があるのかと感心した。

圏外の場所だと救急車が呼べない。

公衆電話は今時見つからないのである。

だが救急車を呼んで発作が良くなった事は、あるようで、ない。
薬を飲んで良くなったこともない。
友達のノエルはセルシンをやたらと勧めてきやがる。彼はセルシンを絶やさず常に飲んでいる。
セルシンが大好きなようだ。
ジアゼパムだと効かないとか言うくらいセルシン信者である。

試せば良かったのだが、車を停めた瞬間左側にはカフェがあったのでトイレに入って落ち着いたら治った。

最近はトイレに入ると治る。昔からそうかもしれないけど。
都内はトイレがなかなかないので、というかマナーが悪い方々が多い為トイレを貸し出しているコンビニが都内には殆どないので、様々な場所が頭に入っている行き慣れたところしか行けない。
マナーが悪いから禁止とか、ルールが守れないなら禁止ってけっこう個人的に頭が悪いと思う。考えるのを諦めてしまったのかもしれない。

そんな考えるのを諦めてしまった方々とはどのようにして共存していくのか。それがこのパニック発作寛解への道といえる。

いや、そうでもないかもしれないけどとりあえず一つの通過点ではあるかもしれない。

今の時代はあんまり都内近郊に住まない方が良いのかな〜とか思ってしまうけど、他に住む場所がない。
anywhereな人かsomewhereな人かで言ったらanywhereなタイプだと思っていたんだけど、何処かの点に於いて違うらしい。

この定義はブルシットジョブに載ってたんだっけ??それとも違ったっけ??

兎にも角にも来年の夏は危険な暑さではないところに住みたい。新しい建造物はもういらない。

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