１週間、母子で高知と岡山を旅行した。前半、高知は土佐清水で雄大な自然に囲まれて丸々２日遊んだ、その夜、町の定食屋さんでご飯を食べているとき、子が突然、話し出した。

「おかあさん、にんげんっていうのは、ちきゅうにそだててもらってるんだよ。おやがこどもをそだててるんじゃなくて、おやもこどももちきゅうにそだててもらってるんだ。」

驚いて、聞いた。

母『誰かに言われたの？』

「ちがうよ、かずまのなかからでてきたんだよ」

母『深いな』

「ふかくないよ、あさいよ！」

そうか。わたしも子も、同じように育ててもらっているのか。そうか。。なぜか涙が出そうになった。

文脈の深い浅いの意味もわからないもうすぐ５歳、いま、彼は宇宙と繋がっているんだろう。