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遠心性収縮を力学的に見ると

遠心性収縮、求心性収縮、という言葉は、学校によって運動学で学んだり生理学で学んだり学ぶ単元こそ多様であるにせよ、運動を学ぶ際に必ず通るものだと思います。

科目によって教え方も特徴的に違っていて、たとえば、生理学では「力ー速度曲線」の中で筋の生理学的性質の一つとして学びますし、運動学では起始停止や関節の動きとの関連性で学ぶと思います。(収縮しながら起始と停止が離れていくのが遠心性ですよ、など。)

バイオメカニクスでは(個人的にはバイオメカニクスが一番このテーマを語りやすい科目だと思うのですが)、力の作用とともに考えていきます。

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身体や運動を指導・仕事にする皆さんの誰かが持つ疑問は、皆さんも必ずどこかで出会う・出会ったことのある疑問なのではないでしょうか。週に一度は身体について考える、それを実践につなげていく、そういう場になると思っています。

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