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わたしたちは子どもを箱にいれて育てたいのか

保育園のお散歩中に、車が、信号待ちの歩道の園児の列に突っ込んだ。

世の中には、こういう事故を防ぐために、散歩をしなくなった園もあるらしい。

わたしが子どもを連れて歩いていても、車に突っ込んでこられたらどうしようもない。

だからと言ってわたしは子どもを外へ一歩も出さずに育てるなんてことはしない。

保育園に預けるということは、自分が負うべき責任を保育士に負ってもらうという行為だ。

子どもの生活を守ってもらうための保育だ。

誰の生活にも、事故のリスクは存在している。生活を守っても、事故は起きる。

保育料を、命を守る値段だと思っている人がいるみたいだけど、全ての危険から命を守る値段があるなら教えて欲しい。


あなたたちのこと、心から信頼している。

でも、子どもの盾になれなんて思っていないよ。

あなたたちだって誰かの子だ。

いつも、愛情を、子どもに、ありがとう。