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ノートを開くストレス(Blu編)

ノートにしても、手帳にしても、すごく大切なのに見落とされている点として、ページを開くまでのスピードというのがある。

さっとメモを取りたいとき、予定を書き込みたいときに、書くべきページが一瞬で開けるかどうか。開くまでに何枚もページをめくる動作はストレスなのです。やっと次のページ、てとこにきたときに限って2枚めくっちゃって1枚戻るとか、何だこの労力。

そんなことをLinenと話していたときに思い出したのが、若い時に手帳として使っていたQuo Vadisのアジェンダプランニングダイアリーはとても優れていたこと。

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そもそも手帳としても、見開きで1週間が俯瞰できること、月曜始まりでそこまで細かい予定のない土日は脇に追いやられているあたりが好きで毎年使っていたんだけど、一番気に入っていたのが「オートマチック開閉」と言うこれ以上ないくらいカッコ悪いネーミングの機能。

機械感ある名前だけど、なんてことはなくて、すべてのページの左下角に切り離しやすくするミシン目が入っていて、一週が終わるとここを手でちぎるだけ(マニュアルー)。そうすると、左下に指をかけて、さっと開くと、切り離されていないページ、つまり今まさに開きたい最新のページが一瞬で開く(オートマチック!)。これは本当にQuo Vadisの一番ステキなところだと今も思っている。

Moleskineのように栞をつけてくれるのももちろん同じ理由だと思うし、やはりさっと開くための工夫というのは何かしら必要なんだと思う。ただ、栞の紐がひらひらしているのはあまり好きじゃないし、たまにページの中に折り曲がってしまうと、もちろん開けないし、紐が曲がっちゃってその後ずっと曲がりっぱなしでしょんぼりだし。

Quo Vadisが週一回の動作だから成り立つことなのは分かってはいるけど、それでも普段使いのノートでもさっと開ける革新的な何かを考えてみたくなる、そんな梅雨時の日曜の夜です。

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