今回のシリーズの目的

先生方、本当は患者さんと必要なコミュニケーションのためにご自身の連絡先を教えたいと思っていますよね？でも教えたくても教えたくないというジレンマがあるかともいます。

・緊急連絡以外でかかってくる
・期限を切ることができない
・緊急スマホとプライベートの２台持ち

そんなことから結局教えることができていないという先生が大部分だと思います。（＊もちろん手術や処置をしている先生は渡しておられると思いますが。）

その解決策としてTWILIOを使って

・自分のスマホで
・プライベート番号がバレることなく
・電話を受ける
・電話をかける
・パスワードを時々変えることで期限を切れる

という機能を持たせることができるのです。

かけ直し問題

これまでで
・患者さんにプライベート番号がバレイ
・パスワードがないと繋がらない
・パスワードに有効期限を設けられる
・パスワードにとって担当者を分けられる

まで実装してきました。電話がかかってきたときにそのまま電話に出れれば問題ないですが、出れなくてかけ直しが必要なこともあります。

こちらの電話番号もバレませんが相手の電話もわかりません

問題がこのTwilioで電話かかってきた際に050のTwilio番号が通知されて、相手の電話番号が分からなのです。これでは緊急電話なのにかけ直ししたくてもかけ直しができません。

電話がかかってきたときにすぐにその発信元の番号がわかるようにメールが来るように設定しておけばそこに転送できるのです。
 
・電話がかかってくれば、メールが来る
 
・電話というきっかけがあれば、自動でメールが来る
 
・電話というTRIGGERがあれば、メールを送るというACTIONが自動で起こる
 
・TRIGGERとACTIONといえば？そうですZAPIERです

着信があると以下の図のように「この電話番号から電話がありました」と通知が速攻で来るようにできるのです

追加）今回はWEBHOOKを使います

難しく考えなくて結構です。KINDLEの本のとおりにしてもらえればできます。しかし、知りたいという方のために

今回の文脈でいうとTWILIO内にZAPIERの出向者を送り込む感じです（それがWEBHOOKです）　そして絶えずTWILIO内の動きを見張っていて、なにかイベントがあったらすぐにZAPIERに連絡してくるのです。　つまり電話がかかってきたらそのWEBHOOK経由で自動でZAPIERに「XXXXXXという電話番号からかかってきたよ！！」と伝えてくれます。
ZAPIER本体はその情報が来たら「よし、ありがとう。MAILで先生に伝えておくね」という自動化が起こるのです。
 
ですからこの出向者のWEBHOOKをTWILIOのサービス内に席を設けてあげなくてはならないのです。

今日はここまで

これで一連のTwilioの投稿は一旦終了となります。アカウント作成と番号取得までのハードルが高いですが非常に面白いサービスで、StudioのFlowという簡単なノーコードプログラミングができるので是非お試しください。

お付き合いありがとうございました。

参考リンクまとめ

KINDLE出版

CHATGPT関連マガジン