先日の記事

先日の記事で、今回はSMALL TRIALなので朝令暮改的にDISCORDからChatworkに方針転換したと書かせていただきました。
そして、Chatworkのデメリットへの対応方針についても書かせて頂きました。

参加いただきたいのはGIVE&GIVENの先生

以前、NYAUWの意義でも書いていますが（長いですがこの記事を読んで頂けると意図をご理解頂けるかと）

GIVE＆TAKEという考え方ではなくてGIVE&GIVENという考え方の先生方に集まっていただきたいのです。

・（GIVE）自分が知っていることを教えて下さい
その結果
・（GIVEN）自分が知らないことを（聞いて）教えてもらえるようになる

そのためにはお互いの「普通」が理解できないくらいバラバラの方々に多く集まっていただきたいのです。

なぜ「普通」が理解できると良くないの？

医師の先生方は高校生くらいから現在まで、年数が経過するにつれてどんどん考え方や環境が均質化していく状況で仕事をされているかと思います。

勉強や経験の蓄積に時間がかかる医療分野では専門性を鍛える面での効率上仕方の無い面もあります。
その結果、善悪は別にして年功序列・上意下達というヒエラルキー構造の社会がまだまだ継続している傾向があるかとおもうんです。

しかし、今回は開業医になっておられる先生、または今は勤務医でこれから開業を目指す先生を対象にこのグループを作りたいと考えておりますので、これまでの仕事上での人間関係の考え方をリセットして頂きたいのです。

しかし、医局の先生や診療科の同じ先生にアドバイスを求めたりする際にはリセットできません。お互いの「普通」の基準が似ているので「こんな事聞いたら馬鹿たと思われるのでは？」という危惧からです。

それにアカデミックにおける活躍や診療能力と開業医として求められる能力はパラレルではありません。逆に反比例するような先生もおられるかもしれません。

医療におけるメンターが開業医としてのメンターになるとは限らないのでリセットが必要なのです。しかし、均質な集団の中で開業について質問する時だけ人間関係をリセットして下さいというのは不可能です。

そこで強引に人間関係がリセットされる場を作る必要があるのです。診療科も地域も年齢も開業形態も異なる開業医（または開業医を目指す）先生が集う「普通」がバラバラの動物園のような状態にしたいのです。

これだと狭い単一の病院内・診療科内・医局内のヒエラルキーが関係なくなるから「馬鹿な質問がし易い」状況を作れるからです

開業すると更に時間がなくなります

それに医療における実績と開業医として必要な考え方・知識は関連性が多くは無いので、医療のUPDATEと同時にクリニック運営に必要な勉強も必要になるので非常に時間に余裕がなくなるのです。

そういった開業した後に、開業すると決まってからようやく開業の大変さが理解できるとおもうのです。

病院や医局などが守ってくれた勤務医時代とは異なり、開業医という組織の長になりこれから長い年数　組織の運営・経営、そして人事マネージメントなど様々なことを行わなくてはなりません。

そういった際に一回学べばOKというものはありません。継続していろんな知識や経験を積み重ねていく必要があるのです。それは重ねて言いますが医療的な勉強に加えてということです。

そうした時間がない中に新しいことを自分で勉強して調べ尽くすということはTPPIなのです。（＊TPPI:Theoretically Possible,but Practically Impossible）

もちろん自分の命を削ってやれば出来るかもしれません。しかし、現実的に長続きしません。

他の開業医の先生方が学んだこと、新しく開業する先生の知恵やコツや製品やサービスをシェアし合えばお互いに助かるのです。

そのためにはみなさんが馬鹿な質問を何回しても許容できる同志の会が必要なので　非常に限られたコミュニティーを作りたいと考えています。
・開業している先生
・開業をしようとしている先生
・レスポンスをどんどんしてくれる先生
＊マウントを取らない先生
＊嫌味を言わない先生
（＊に関しては管理者権限で注意またはBANしてまいります。一旦心理的ハードルが上がったCOMMUNITYのアクティビティは下がってしまうので）

医療機器サービス・医療サービス企業・開業支援企業・製薬企業の方々

開業をされる先生を支援されたり、開業した先生を訪問される様々な企業の方々、自社でユーザーコミュニティをお作りかもしれません。もちろんそれも大切ですが、同一サービスのユーザーDRは均一な集団になりがちで発信をしにくい環境かもしれません。そういった際にこのコミュ二ティーの存在をお伝え頂けると幸いです。

参加ご希望の先生是非お願いします

今日はここまで

参考リンク

NYAUWの活動リンク

KINDLE出版