【NYAUW0期生 第2回】


まだ名もない会

月に一回(第3月曜日) NYAUW0期生として ZOOMでオンラインMEETINGをお声がけさせてもらった医師の方と行っています。今回は第2回目でした。祝日のお休みの夜2時間集まって頂きました。

いろいろ飛びまくる話題の中で 個人的に響いた2つの話題を書かせていただきます。

ブリコラージュ


この記事の中の抜き出しですが

レヴィ・ストロースは、南米のマト・グロッソのインディオたちを研究し、彼らがジャングルの中を歩いていて何かを見つけると、その時点では何の役に立つかわからないけれども、「これはいつか何かの役に立つかもしれない」と考えてひょいと袋に入れて残しておく、という習慣があることを『悲しき熱帯』という本の中で紹介しています。

 そして、実際に拾った「よくわからないもの」が、後でコミュニティの危機を救うことになったりすることがあるため、この「後で役に立つかもしれない」という予測の能力がコミュニティの存続に非常に重要な影響を与える、と説明しています。


今回のNYAUWの集まりも 目の前の患者さんに一生懸命になることが当然ですが 意識して 一度引いたマクロの視点を持っておくと クリニック運営などにも役立つヒントが得られるかもしれませんし、 ご自身の目標達成やため息解決に役立つかもしれません。

以前もFACEBOOKで似たような記事を書かせていただいております

<目標とする「ある地点」に到達は可能> 最近読んだ 山口周さんの「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」という書籍の中で 「いわゆる頭の良い人は いわば足の早い旅人のようなものである。 人より先に人のまだ行かないとこ...

Posted by NYAUW on Thursday, October 3, 2019


医師は足の早い旅人タイプが多いのかもしれません そうしないと仕事にならないという現実があると思いますが、


お金持ちに課税を増やしても大きな効果は少ない!?


具体的な数字は不正確かもしれませんが  富裕層と企業のもつ資産を全部集めて国民に分配しても 子供を大学卒業させるまでには足りない(勿論 お金をすればいいとかいう理論は別にして)

 つまり富裕層に課税を増やすだけでは大きな効果は期待できないのでは?そうすると 子供を生みたいという気持ちはなくなるので 国が栄える産業を生み出すものが必要では?という議論になりました

ここで生き物というのも(広義の)経済で生きていると 御神木というのは 薄暗い周りに何もないところにそびえ立っているイメージですが これは成長限界ギリギリのバランスでその高さになったとそこにも経済原理が働いており
毛細管現象(これがコスト)
光合成(売上)

これが黒字になるように成長を続けていく。上に行けば行くほど 売上(光合成)が上がるが その分コスト(毛細管現象)がかかると。

そして 成長して 御神木になりますが、他の植物の光合成のチャンスを減らして淘汰していきます。それは同時に 自分の子孫も育てなくする。これは高齢化社会を迎えた 国家運営にも言えるのではないか?特に年金が積立方式ではなくて「賦課方式」となっているのでという話にもなりました。 

以前読んだ本では タブー的な内容でしたがこういった背景のある本なんだなーと

などとなどなど 一部の話ですが こういった月曜の夜でした。

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名もなき会

またこの会の名称が決まっていないのです。
でも、NYAUWスクールとは言いたくないのです。つまり受け身の講義や決められた課題を与えられるようなものをスクールという言語化をすることによって想起させるので。


医学というインサイトをお持ちの医師の先生に すこし引いた視点を持って頂き自分たちで発信・創造をしてもらうための準備の集まりのようなものです。

憧れる目標やため息の解決などの発見をするためには、一歩視点を引いて マクロの視点を得てもらうための場に。 いろんな課題(やその解決法)がすでに言語化されているという事実だけでも 我々医療従事は知らないことが多いので。

医師は学習意欲とポテンシャルは非常に高いと思いますので 学科的な勉強というより まずは気持ちを発火させる場になれば嬉しいなと思います。

現在は0期生で方向性や主旨も模索中の中 集まっていただいている先生方ありがとうございます。
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