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『大学スポーツのリーダーにおけるgive行動の有効性』

◉引退

去年の12月にあったインカレという最後の全国大会が終わり、関西学院大学体育会サッカー部を引退しました。この一年間応援していただき本当にありがとうございました。
終わった瞬間に感じたことは部員ブログに以下のように書かせていただきました。

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◉卒論

話は変わりますが、引退の余韻に浸る間もなく卒論を仕上げなければならず、バタバタしていましたがなんとか書き終えることができました。
私が所属する松本ゼミのテーマは「人材育成」で、『大学スポーツのリーダーにおけるgive行動の有効性』について卒論を書くことにしました。
せっかく書くなら先生にだけ見てもらうのではなく、これからの体育会のリーダの役に立つような卒論にしたいなという願いを込めてこれまでのリーダーとしての経験をもとに書きました。
出来上がった卒論を少しずつ小分けにしながら連載していこうと思います。興味がありそうな内容だったら覗いてみてください。

◉衝撃的だった本

私の卒論はほとんどと言っていいほど、『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」の著者、アダム・グラント(2014/01/25)の研究に基づいて論じています。側からみたら、文献レビューなのかもしれませんがお許しください。笑
この本は自分が読んできた本の中で最も衝撃的な内容でした。内容についてもこれから触れていこうと思います。

◉目次

途中で変えるかもそれませんが、こんな感じで進めていこうと思います。

1 はじめに  1-1 研究動機  1-2 リサーチクエスチョン  1-3 考察の方法 2 サッカー部におけるgive行動の事例 2-1 組織におけるgive行動の有効性 2-2 楠木建氏によるgiverの特徴 2-3 giverの成功時に起こる特有の現象 2-4 関学fightersと帝京ラグビー部の事例 2-5 give行動は長期戦 2-6 takerとgiverがそれぞれ好む価値 2-7 「みんなが幸せ」を考える 2-8 弱いつながりの力 2-9 自分に矢印を向ける 2-10 頼ることがもたらすメリット 2-11 4年生からでは遅い「特定人物固有信用」 2-12 組織を失敗に導く「責任のバイアス」 2-13 リーダーが巻き込むために必要な「他者観点」 2-14 信じることについて 2-15 「立場固定」という罠 2-16 影響力について 2-17 競技力の劣るリーダーが向き合うべき「プラットフォール効果」 2-18 徹底的に話を聞く 2-19 徹底的にアドバイスを求める 2-20 目的意識と定期点検の重要性 2-21 嫌われる勇気を持てないとき 2-22 同化し、異化する 2-23 口だけにならない 3 2のまとめ 3-1目的意識を持つ 3-2 手段としてのgive行動 4 理論的含意 5 実践的含意 6 終わりに 7 参考文献


最後までありがとうございました!