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2か月間、テックキャンプを一旦終えて。

テックキャンプ開始前については、こちら
今日からテックキャンプスタートです。開始前にやったこと、まとめ。

テックキャンプを始めて、2か月経ちました。ここまでの受講期間がどんな感じだったかを振り返ってみます。まず、学習時間で言うと

・GWはほぼ毎日通って、1日約5時間
・平日は、家で出勤前の朝・夜に約1時間
・土日は、教室・家で一日約4時間

計約120時間ほどですかね。メインとなるRails課題は全て終わらせることが出来ました。目標である、オリジナルアプリ制作の一歩前まで来ました。我ながら頑張ったのではないかと思います。

カリキュラムは、実際にRailsでアプリ制作を進めていく作業がメインになります。全部で4種類くらいあります。最初の2種類のアプリで基本的な作りを学び、残りの2つは機能を充実させた応用課題になります。基本カリキュラムを2週も回すと、かなり理解は深まりました。

僕は事前勉強のかいがあり、早いスピードと深い理解を比較的に実現することが出来たのではと思います。実際に2か月でオリジナルアプリ制作手前まで進めれる人は前代未聞とのこと。受講生の中には半年かけても、オリジナルアプリ制作までたどり着ける人は少なく、大部分はカリキュラムを全て終える前にフェードアウトするようです。(ここ重要)

個人的にパソコン作業は得意ですし、好きです。それにプログラミングを学ぶ理由も将来を見据えてのこと(詳しくはこちら)なので、僕は何とかモチベーションを保つことが出来ました。しかし、もし僕と真逆の人なら、と考えると「プログラミング学習は相当しんどい」と思います。

エンジニアが目標ではないのに、プログラミング学習を続けるのは不可能ではないでしょうか?それくらい、プログラミングは深く、難解で、根気のいる能力だと痛感しました。。。

この感じ、少し似ていませんか? そう「英語」に!
プログラミングも英語同様、「具体的な成果目標」無しに効果的な能力開発は出来ないのではと思います

テックキャンプは、「とりあえず勉強してみたい」「エンジニアの思考が理解できるようになりたい」などの軽い動機でもウェルカムの姿勢でいますが、おそらくこの動機で始めて、数か月と学習を継続させていくのは簡単ではないでしょう。脱落していくのは、きっとこの層です。

やはり、具体的な成果目標が必要だと思います。
とは言え、エンジニアになりたい、というわけではない。で、あれば、テックキャンプで目指すべき目標は、「オリジナルアプリ制作」にすべきだと思います。正直、僕も後半戦は、集中力が明らかに低下する場面が増えましたし、手が遠ざかることもありました。理解が困難な部分は、「とりあえず自分の目標はオリアプだから、ここはスルーで。。」ということもありました(笑)。とは言え、オリジナルアプリ制作には少し驚きの点がありましたが....orz(詳しく下記で)

では、ここから印象に残っている、具体的なポイントを振り返っていきます。

① メンターについて

教室にいたのは、ほとんど大学生インターンだったと思います。実は僕も学生時代、「テックキャンプで勉強して、メンターになりませんか?」というメールが来たことがありました(笑)。メンターさんは、カリキュラムは何週も終えているらしく、大体の質問には華麗に対応してもらえました。
ただ、細かい疑問などには、「分からない、そういもんだ」ということもありました。

② 細かくorスキップ?

学習基本方針は「薄くていいから、何度も塗ろう」的な感じです。細かい理解に時間掛けるより、作業回数に時間を掛けることを優先するよう促されます。いつかメンターさんが「エンジニアリングは職人に近い」と言っていましたが、きっとその通りなのでしょう。細かく理解するより、何度も手を動かして感覚的に捉える必要があるようです。
ただ個人的に、「細かく理解するために、疑問点や不明点と格闘した内容」は確かに記憶に残り、よく定着します。

③ 教材について

テックキャンプのWEB教材「テックマスター」には正直満足とは言えません。イラスト多めのプロゲートと比べると、理解に難を感じる部分が多く、雰囲気も硬いので取り組みやすさがありません。硬い文章主体の上に、「説明不足」が散見されました。メンターさんも、場所によっては説明が良くない、というのをよく認識しておられました。基本カリキュラムは動画やイラストが付き、かなり丁寧なのですが、応用の方に進むほど、質が低くなります。
RSpecなんかのカリキュラムは、もう意味不明。完全に写経状態でした。
まぁ、僕の理解力不足は否めませんね。応用カリキュラムはとても難しかったです。

また、受講当初は教材内検索機能がなかったのですが、ある時ヌルっと実装されました。無いよりはマシなのですが、例え該当ページを発見できても、1つのページはかなりの長さがあるため、さらに「ページ内検索」などが必要です。スライド単位で学習を進めるプロゲートは検索も容易ですし、スライドごとに区切りながら進めるので、理解が迷子になりません。プロゲートは、本当に素晴らしい。。。
そういや、つい先日、会社の同期の地元の先輩がプロゲートの役員だと判明しました(笑)

④ オリジナルアプリについて

テックキャンプが提供してくれるコンテンツは、Webサービス開発・オリジナルアプリ開発とあるのですが、実際はWebサービス開発の基本がメイン。オリアプ開発は、サポートする気がほとんど無いようです。「基本的に質問は受け付けない。自分で調べてやってくれ。対応は専用メンターがやり、教室の者は答えられない。」
何て言うんだろう。もちろん自己解決する力は重要だし、現役エンジニアさんは日々勉強しながら、仕事をしているのだろうとも思う。とは言え、こちらは仕事でやっているわけではないし、決して小さくはないお金を払って教えてもらっている。僕みたいに、オリアプがしたくてテックキャンプに決めた人たちに対して、これは少し乱暴じゃないかと感じた。初めから説明されていたならまだしもだが。
「オリジナルアプリが作れる」「エンジニアの思考が理解できる」「人生を変える」..... そんな理想ばかりが誇張されていたのでは、と今なら思う。
まぁ、商売だから仕方ないですね。
重ねて言うが、テックキャンプの主眼はプログラミングの基本的な部分である。(オリアプの前に辞める人がほとんど)

結論

入って良かったです。
やっぱり、独学では限界があったと思います。Railsの基本カリキュラムだけでも、同じ内容を独学でやれと言われたら、多分無理でしょう。
すぐ聞ける、というのはプログラミング学習初期においては大変重要であることは間違いないと思います

オリアプについて、この前社員さんから説明を受けたとき、「質問が出来ない・応えられない」と聞いて、「は!?」となりました。
けれども、その後に「でも、すんごい実力も付きますよ」とニッコリ言われて、上手く丸め込まれました(笑)

オリアプ前のカリキュラムはほぼ全て完了。
仕事の都合で一旦テックキャンプは終了ですが、8月1日から再受講予定です。


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