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斉吉商店、気仙沼ニッティング、そして安波山。

ほぼ日マニアが気仙沼をめぐる旅。
初日の日記はこちら

さて翌日。
「じゅんこちゃん、朝ご飯できてるよ〜!」という、
一代さんの明るい声で起こされた。笑
朝食も美味しかったし、
食後のコーヒーも美味しかった。

そして、昨日知り合いになったあけみさん&ひでとさんから、
「途中まで送っていくよ!」とのありがたいお申し出が。
この旅でペーパードライバーであることを後悔しまくりだったので、
ほんとに助かりました。
大感謝です。

唐桑御殿つなかんを出るときに、大漁旗を持って記念写真。
楽しい時間を過ごせました。
一代さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

で、車に乗せていただき、
橋が開通したという大島に寄り道。
それまではフェリーが交通手段だったというから、
島民の人たちは大喜びだろうな。
にぎわっておりました。

それから私は市内で降ろしていただき、
(お二人は行き先を決めずの旅を続けるらしい)
(ほんとにほんとにお世話になりました)
次の目的地、鼎・斉吉(かなえ・さいきち)へ。
裏の坂道を登って行ったら息が切れた。

11時頃に到着。
待たずに座れたのでラッキー。

季節料理で七輪焼き魚定食がありました。
これしかないでしょ。

さわら、ます、穴子から選べたので、
穴子を注文してみた。

食事を待っている間、テラスへ。
七輪で!
職人さんが!!
お魚を!!!
焼いております!!!!
これは期待せざるを得ない!!!!!

テラスからの景色も美しく。
今日は風もないので気持ちいい。

待ちに待ったお食事。
穴子が美味しいのはもちろん、
お刺身も、
大島で獲れたというあさり汁も、
ご飯も、トマトも、きゅうりも、
八木澤商店奇跡の醤(ひしお)もすべてが美味しかった。
やはり現地のものは現地で食べるのがいちばん。

大満足して、お隣の気仙沼ニッティングへ。
こちらもずっと来たかった場所でありました。

憧れの商品の数々。
いつか、いつの日か手に入れたい。

この日は編み手さんもいらっしゃってね。
最初からきれいに編めたわけじゃないんだって。
ここで編むようになってから鍛えられたって。
自己流じゃなくて商品として編むことを意識するようになると変わるって。
お話させていただいてありがとうございました。

ポンポンブローチのワークショップも参加したかったけど、
時間が微妙だったのであきらめた。

ここの大きな窓からの景色も素敵です。

気仙沼プラザホテルのエレベーターを使ってお魚いちばへ。
毛ガニが売ってたよ。
食事処がめっちゃ混んでいた。

近くの別のお店ではほやも売ってた。
見た目がなんかあれですね、うん。

そしてアンカーコーヒー内湾店へ。
しばしのんびり。
こういう時間が大切。

最後に安波山(あんばさん)へ。
サンドウィッチマンが震災のときに命拾いした山です。

途中までタクシーで運んでもらってから(野生の鹿がいたよ)、
山道をてくてくと歩く。
たかだか239メートルの山でも、
ぜいぜいぜいぜい。
体力がないのがつらい。

途中で帰りたくなったけど登りきったよ。
眺望が素晴らしい。
そしてどうしても震災のことを考えてしまう。

帰りのタクシーの中でも、
運転手さんが震災当時のことを話してくれた。

この旅では、自分からあの地震について聞くことはなかった。
でも、いろんな人がいろんな話をしてくれた。
みんな明るくてたくましかったけど、
気仙沼のあちこちはまだ工事中だし、
世の中が思っているほど復興は進んでいないのかもしれない。
そんななかで私ができることってなんだろうって考える。

こうやって旅をすることや、
noteに日記を書くこと、
気仙沼に行ってきたんだよって話すこと、
そしていつかまた一代さんに会いに行くこと、
そんなことが少しでも誰かの希望になればいいなと思う。

気仙沼はいいところです。
みんなも旅に行くといいよ。

おしまい。

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