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音楽家がロミオとジュリエットから学ぶこと5選【音楽家コーチング】

ロミオとジュリエットあらすじ

対立する両家の男女が恋に落ち、駆け落ちを企てた周りが、女が仮死状態にし、男に向かわせた時、本当に死んだと思って自殺、仮死状態から目覚めた女も自殺という悲劇です。

学び①プレイヤー

アーサー・ブルックの詩を時代に合わせ(皇帝と教皇の対立時代)た悲劇に仕上げたのはシェークスピアの「俳優」としての力だと思っています。つまりは、「作家」は「プレイヤー」でないといけない、「作曲家」は「演奏家」でないといけいないと教わりました。あくまで個人的な意見ですが同意します。

学び②作曲家の解釈

プロコフィエフのバレエ、ベルリオーズの交響曲、チャイコフスキーの序曲の解釈はもちろんのこと、ウエストサイド・ストーリーに代表される現代版アレンジを含め、心情描写、情景描写の表現が感性を磨いてくれます。

学び③環境の悲劇

悲劇を導いたのは「環境」であり、人間が環境に染まる生き物であるから悲劇が起こるのです。現代社会において私達が知らず知らずに「そうあるべき」と思っていることが未来には「ありえない」ことになっているのです。

私達音楽家コーチングの仲間が世間と距離をおいているのはこのためです。

学び④周りの人々

「誰も悪くない」「時代のせい」と美しく締めくくられますが、二人が死んだのは「周りの人々」に、あれしろ、これしろ、この方法がある、こう言ってた、こうらしい、こうしておいてもらう・・・の積み重ねが原因です。

私達音楽家コーチングの仲間が一般人と一切関わらないのはこのような事象に巻き込まれないためです。

学び⑤時間

物語は1日目に出会い、2日目に結婚、3日目に離婚、4日目に偽装死、5日目に2人死亡という流れですが、時間を拡張して考えるといいでしょう。

全ての登場人物が「自分の思い込み基準」で「今」や「急げ」や「早く」と動いています。全てがスムーズに行くなら何の問題もないのですが、あらゆる事故や想定外のことが起こりたくさんの命が奪われています。

5日間という極端に短い時間と、殺人、自殺、死刑という極端に残酷な事柄を拡張して考えると、自分の音楽家としての時間の使い方が周りの思い込み基準になっているのではないかとハッとさせられます。

まとめ

ただ言われるがままに生きている兼業音楽家にどうしても気付いて欲しいのです。

2024年は時間管理の啓蒙に命を掛けようと思います。
是非、賛同してくださる方は一緒に頑張りましょう。

来年は4月にこちらで紹介すると思いますので、お早めに先行情報取り寄せてください。

日本の音楽家を応援しています。

津本幸司

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