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2022年、根っからの自信のなさと向き合い続けた5ヶ月間

このnoteは2022年の振り返りとして、自分の根本課題である「自信のなさ」と向き合い続けた5ヶ月間について書いています。

自分と向き合い続けたことで、上手くいかないときに「何故できない」と自己否定するのではなく、できない必然性を言葉にすることが自己受容の訓練になるのだと気づきました。

5ヶ月間の状況を、コトの出発地点となった2022年8月から時系列順に記録していきます。

~8月 / それまでの私

それまでの私は何をやるにも自信を持てずにいました。常に人の顔色を伺い、MTGで意見が言えず、呼吸するように「何故できないんだ」と自分を責めることが得意でした。

強くなれば自ずと自信もついてくると思い、会社が求める能力と自分の能力の間にある差分を埋めようと、伸び代を見つけては改善する日々が続きました。

やった分だけ能力は向上していきましたが、根本の自信のなさは改善されず、やってもやっても「漠然とやれてない」という感覚が付き纏っていました。

8月 / 1on1でのアドバイス → 自分に寄り添い始める

根本から自分を変えたくて、毎月会社で実施している外部コーチとの1on1(通称:菩薩会)に参加しました。

そこで「隣に座って話を聞くように、自分に寄り添ってみては?」というアドバイスをいただいたのですが、できない自分を責めることが得意だった私には目から鱗でした。

最初は自分に寄り添うメリットが分かりませんでしたが、やったことがなかったので生活の中で意識的に取り入れるようにしてみました。

例えばMTGで発言を躊躇ってしまったら、「仕方ないよ、だって意見を言ったら反対されるかもしれないから」とか、平日に夜更かししたことを責め始めたら「仕方ないよ、だってアニメの続きが気になりすぎたから」といった具合です。マイナスの感情をトリガーに、できない必然性を言葉にすることで自分に寄り添い続けました。

11月 / 客観視 → 行動に変化が現れる

8月からひたすら自分に寄り添い続けたことで、「今の私は人目を気にして緊張してるな」といった具合に、自分の置かれている状況を客観視できるようになり、マイナスの感情に支配されることが減りました。

それによって「緊張はしてるけど言いたいことはまだ残ってるから言い切ろう」といった具合に、少しずつ行動に変化が現れ始めていました。

12月 / 自己理解が深まる → 霧が晴れる

行動に変化が現れ始めたものの、自分に寄り添い続けるだけでは、当初の課題である「自信のなさを根本から改善する」が解決されないと感じ始めました。

悶々考える中気づいたのは、自分に寄り添い続けたことで以前よりも自己理解が深まっているということでした。

自己分析によると私は「集団から受容されること」に依存し、「集団から疎外されること」を過度に恐れて心のブレーキを踏んでいるようでした。全ての人から受容されるなんてそもそも現実的ではないのに、底無しに人の顔色を伺うような自分のスタンスが「つまらない」と思ってしまいました。
もっと「こうありあたい」「こんな自分なら好き」という感覚に従い行動する自分の方が好きだなと思ったとき、自分の中の霧が晴れたような感覚になりました。

そこからは、今までハードルが高かったことにも少しずつ挑戦できるようになりました。例えば初めてnoteを書いてみたりなど、人にどう思われるかよりも自分の中にある「好き」や納得感を大切にできるようになりつつあります。

まとめ

自信の無さを根本から変えるために自分に寄り添い続け、自己理解が深まったことで的を射た自己分析できるようになり、「もっとこうしたい」が生まれたことで自分の中にある「好き」や納得感を大切にする感覚が得られました。

進歩したというよりは制約を外した感覚で、デジタルプロダクトに例えると「負債解消して機能拡張しやすくなった状態」といったところでしょうか。

2023年は様々な場面で行動の幅を広げたいと思っており、色々な「やってみたい」に飛び込んで行けたらいいなと思っています。

余談

今回のnoteを書くにあたり、私の自信の無さがどこから来たのかを考えていました。漠然と昔からそうだった気がしていましたが、考え進めるうちに「新卒1年目のときの失敗」が思い当たりました。

当時は失敗がいくつか重なり、会社の中で疎外感を覚える期間が長引き、常に「自分はダメ人間」と自己否定するようになっていました。このことが自信を失い「集団に受容されること」に依存するきっかけになったのだと思います。

2022年8月にいただいたアドバイスから自分に寄り添い続け、「何故できないんだ」と自己否定するのではなく、できない必然性を言葉にし続けたことが、結果として自己受容の訓練になったのだと思います。


ここまでお読みいただきありがとうございました。
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