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身代金を要求されたRadioheadがOK Computer期の未公開音源を期間限定で販売中!?

なんじゃこりゃと言うニュースが飛び込んできて、気が付いたら18£払って買ってました。

Pitchforkの元記事

事の顛末は何者かがフロントマンであるトム・ヨークのMDを盗み、これを公開して欲しくなければ15万ドルを支払えと要求。
それに対してバンド側は身代金の要求には応じる事は無く、18時間に及ぶOK Computer セッションの音源を18日間、18£(約¥2,597)で販売すると言う反撃に転じた。収益は環境活動団体へ渡るとの事。

以下、ギタリストであるジョニー・グリーンウッドの声明。

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そのままなわけだけど作品名が「MINIDISCS [HACKED]」と言うのはなんだかRadioheadっぽさがある。
皆知ってたけどCDに収録されてなかった幻の名曲「Lift」は2017年に出た20周年記念盤「OKNOTOK」に収録されたので、それほどのありがたみは無いが、出るはずで無かったものが買えると言う「事件」を楽しんだ記録として購入してみた。
そういえば世界で最初に投げ銭制でアルバムを売ったのもRadioheadだったな。
しかし、盗まれたはずのMDに入っている音源をどうやってbandcampにアップしたのだろうか。まあ、良いか…。

名盤論はさて置き、僕はOK Computerは当然好きな盤ではあるのだが、1stアルバム「Pablo Honey」に収録されている「I Can't」と言う曲が特に大好きで自身が受けた音楽的影響もかなり濃いと思っている。

実は今年に入ってから予期せぬタイミング、思いもよらぬ理由で昔聴いていた曲やアーティストが一周して帰ってくるような事が続いているのだが、トムのMDが盗まれた事で、またRadioheadを改めて聴く時間が出来るとは思ってもみなかった。


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