見出し画像

T3チャンピオンズリーグ南部地区第2節 バンコクFC対ノースバンコク・ユニバーシティ観戦記【タイリーグ2023-2024】

※前節まではナショナルチャンピオンシップと表記していましたが、タイリーグ公式サイトもチャンピオンズリーグとしておりますので、チャンピオンズリーグと呼ぶことにします。


まえがき

どうも、きーきあっです。

T1(タイの1部リーグ)は来週から始まるワールドカップアジア2次予選のために中断中。
しかし、熱い戦いは他にもあります。

そう、先週から始まったT2(同2部リーグ)昇格を決める戦い、「T3チャンピオンズリーグ」です。ということで今回は、

T3チャンピオンズリーグ南部地区第2節 バンコクFC対ノースバンコク・ユニバーシティ

の観戦記です!
第1節の観戦記はこちらからどうぞ。

前節に3-0と快勝し、素晴らしいスタートを切ったバンコクFCですが、この日もホームでの試合となります。
対戦相手のノースバンコクは、同じバンコク地区のクラブ。
今シーズンはバンコクFCが2010年以来の優勝を果たしましたが、昨シーズンまではノースバンコクが3連覇しています。
つまり実力的には互角以上。そしてバンコクFCがT2昇格を果たすためには乗り越えなければならない壁。これは厳しい戦いが予想されます。

そんな大一番の試合の観戦記を、どうぞご覧ください。

スタジアムへGO!

ということでバンコクFCのホームスタジアム、バンモッドスタジアムへと向かいます。
今シーズンは何度も足を運んでいるので、すっかり道を覚えてしまいました。
自宅からバイクで30分弱でスタジアムに到着します。
ちなみにバンモッドスタジアムはバンコクの南西部、観光客ならまず行く機会のない場所になります。
いや、バンコク在住者も行く機会はほとんどないエリアかな。

スタジアムに着いてまず、バックスタンドとメインスタンドの間にあるこちらのチケット売り場でチケットを購入します。

こちらがチケット。メインスタンド側で100バーツでした。

いざ、観戦!

開門時間が来たのでスタジアムの中へと入ります。
こちらがメインスタンドからの眺め。

メインスタンドはこんな感じです。

先週から始めた新企画、題して
「今日のスタグル」。
といっても、バンモッドスタジアムはスタグルの屋台が殆ど出ておらず、しかも味も微妙なので、今回はセブンイレブンで事前に調達しました。

そして選んだのは少し前から気になっていたこちらの新商品、「たこやきサンドイッチ」です。

タイのセブンイレブンは色々な具のホットサンドが売られていて、これをレジで温めてくれるのは、タイにお住まいまたはタイを訪れたことがある方はご存知だと思いますが、こちらはかなり攻めたホットサンドですよね。

で、こちらがそのたこやきサンドイッチです。
温めてもらってから時間が経っているのでふにゃふにゃになってますが、それを差し引いても味はまあ、なんとも。
決して美味しくないわけじゃないですし、タコも入ってたこ焼き感は十分にあります。
個人的には1回食べれば満足かなと。でも一度食べてみる価値はあると思いますよ。
それにこういう攻めた商品を出すのは嫌いじゃないです。いや、むしろ好きです。

そんな訳で興味がありましたら、ぜひお試しあれ!

さあ、両チームの選手が入場してきました。

こちらアウェイのノースバンコクの選手。
リーグ戦では4連覇を逃し2位でチャンピオンズリーグに出場です。
ってかリーグ3連覇もしていてT2に昇格出来ないあたりに、このチャンピオンズリーグの厳しさがよく分かります。

そんなノースバンコクは第1節でパッタルンFCに2-2の引き分けという結果でした。
ホームでの試合でのドローは痛く、ここはぜひとも勝ち点3が欲しいはず。

ちなみにノースバンコクには村上一樹選手が所属しており、この日もセンターバックでスタメン出場しています。

こちらノースバンコクのサポーター。
ちなみにノースバンコク・ユニバーシティはBGパトゥム・ユナイテッドのホームスタジアム、BGスタジアムのすぐ近くにあります。

ですので試合開始の時間によっては、ノースバンコクの試合とBGパトゥムの試合をハシゴ観戦することができます。

一方ホームのバンコクFCの選手。
前節は3-0と快勝で、最高のスタートを切りました。
同じバンコク地区のライバルが相手ですが、ここも勝って2連勝といきたいところです。

前節2ゴール1アシストと大活躍した8番小島聖矢選手はこの日もトップ下でスタメン出場です。

さあ、キックオフです!

先制したのはバンコクFC。フリーキックから4番のDFバンジョンがヘディングシュート。それが決まって貴重な先制ゴールとなりました。
フリーキックを蹴ったのは8番小島聖矢選手。2試合で2ゴール2アシストと驚異的な数字を叩き出しています。

欲しかった先制点が入り、これで勢いづくかと思ったところでバンコクFCにアクシデントが。
22分には中盤の要、ボランチの6番シワーが、そして43分にはFWのブラジル人選手エジソンが負傷交代。
どちらもチームの主力選手なのでこれは非常に痛いです。

それでも何とか前半は1-0でハーフタイムを迎えます。

さあ、後半!

後半もノースバンコクに圧され気味の展開でしたが、ディフェンス陣は終始安定したプレーを見せ、相手の攻撃を防ぎます。

この日の入場者数は1,293名。先週より500人ほど少なかったです。
日曜日の方が来やすいのかな?それともノースバンコクという何度も戦っている相手だからなのかな。

結局バンコクFCは1点を守り切って、チャンピオンズリーグ2連勝を飾りました。

試合の感想なぞ・・・

前節のような快勝とはいきませんでしたが、ライバルのノースバンコク相手にしっかり勝利を掴んだのは素晴らしい結果といえます。
というのも、今シーズンはリーグ戦で2度対戦し2度とも引き分けでしたので、ここで勝てたのは非常に大きいなあと。

特にこの日はディフェンス陣の奮闘が光りました。
バンコクFCは前線のFW3枚プラストップ下の8番小島聖矢選手の攻撃力が魅力で、そこばかりが注目されがちですが、実は守備も良いんですよね。
リーグ戦も2位タイの19失点と堅実な守備を誇っていましたし、この日も終始安定していました。

前半のうちに2人も負傷交代が出て、チームとしてもゲームプランが大きく狂ったと思いますが、それでもしっかりと守り切ったのは監督の采配も評価できるのではないでしょうか。

一方ノースバンコクはこれで1分け1敗。非常に厳しくなりました。
積極的にプレスをかけゴリゴリいくサッカーでこの日もバンコクFCを苦しめましたが、リーグ戦2位ながらゴール数は6位という決定力不足がこの日も露呈しました。
もちろんバンコクFCのディフェンス陣がしっかりと守っていたというのもありますが、来シーズンはこの辺りを補強などで改善しないと更に上へ行くのは厳しいのではないでしょうか。

さて、バンコクFCはこれで2連勝。GL突破の2位以上になるために必要と思われる勝ち点10以上まであと4。
まだ3試合残っているわけですから、これはGL突破に向けかなり大きく前進しました。

次節はアウェイでのパッタルンFC戦となります。
パッタルンはここまで2戦2分けの勝ち点2ですが、相手がノースバンコク、そしてソンクラーFCと強豪クラブとの対戦なので、そこで負けなかったのは不気味です。

負傷交代した選手の状態次第ですが、ここは引き分けで勝ち点1をしっかり稼いで、その次のホームでのソンクラーFC戦で1位突破を決めるという流れでも十分な気もします。もちろん勝ち点3をゲットしてくれれば最高ですけどね。

ということで負傷した選手が心配ではありますが、残り3試合が楽しみです。
頑張れバンコクFC!

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!


読んでいただきありがとうございます。あなたのサポートできーきあっはもっと食べてもっと太っちゃいます。