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T1第19節 ポートFC対トラートFC観戦記【タイリーグ2023-2024】

まえがき

どうも、きーきあっです。

日本ではJリーグの新シーズンが開幕しましたが、タイリーグはこれからが佳境に入っていきます。

我らがタールアは前節アウェイで最下位のプラチュアップ相手に痛恨のドロー。
現在は首位と勝ち点3差の3位につけております。いやー、勝っておきたかった。

そんなちょっと悔しい気分で迎えた第19節。この日はホームでトラートFCと対戦します。
トラートFCは現在15位のブービー。ということは当然勝たなければいけない相手なわけで。というか先週は最下位、今週は15位と勝ち点をしっかり稼ぐボーナスステージだったんじゃないかって話ですが、まあ仕方ないです。

そんなわけで今回は、

T1第19節 ポートFC対トラートFC

の観戦記です。

スタジアムへGO!

ということでいつものように我らのホームスタジアムであるPATスタジアムへと向かいます。
普段はバイクで行っているもので、最近はスタジアムへのアクセスについて全く触れてませんが、最寄り駅はMRTクイーンシリキット駅です。そこから歩いて15分くらいです。
以前は歩道橋があったので10分弱くらいでスタジアムへ行けたのですが、何故か撤去(しかも2か所も!)されたため、15分くらいかかります。
グーグルマップでは22分とか出ますが、実際はそれよりも早く行けるはず。ただ歩道橋がないので、タイミングを見計らって車道を渡るという高等技術が必要です。
たまには地図も載せておきます。

さて、そんなPATスタジアムに無事到着。チケットはシーチケ保有者であり既に手に入れているので関係ないですが、チケット売り場はスタジアムバックスタンド側にあります。
チケットは一部の試合を除き当日でも購入できます。
値段はメインスタンドで180バーツ。タイリーグはチケットが安くてありがたいです。

こちらはスタジアム前の屋台。PATスタジアム名物といっていいくらい、たくさんの屋台が並ぶのですが、この日は仏教系の祝日ということでアルコール類の販売がタイ全土で禁止されていました。
そのため、屋台はいつもよりも少なめ。お客さんもいつもよりちょっと少なめでした。
と思ったのですが、実際はこの後屋台もお客さんも増えてました。

バックスタンド側に飾られている、前オーナーのマダムペーンの写真。
先日タイサッカー協会の会長に就任しましたが、マダム人気は健在です。
タイサッカー協会でもタイ代表がワールドカップに出場できるように色々と頑張ってほしいです。

いざ、観戦!

観戦仲間と開門時間まで色々話をしつつ、そしていつものようにメインスタンドに陣取ります。
先週はムアントンの試合を観戦し、改めてムアントンのスタジアムはかっこいいなあ、観やすいなあと思ったのですが、それでもやっぱりこのスタジアムが好きです。我が家みたいなものですから。

いつもならここできーきあっ式タールアのスタメン紹介をするところですが、この日はご覧のようにスタメン紹介時に選手の画像が出ませんでした。

先ほどやっぱりこのスタジアムが好きと書いたのを取り消したくなりますが、これも含めてPATスタジアムの魅力です。←そんなわけない

ということで、今回はざっくりとスタメン紹介します。

GK 1番ソンポーン
RSB 4番スパナン
LSB 23番ケヴィン
CB 5番プトロス、28番クラウフ
CMF 33番志村
RSH 7番パコーン
LSH 10番ボーディン
OMF 18番パトンポン、44番ウォラチット
FW 37番タルデリ

以上です。少し前から危なっかしくて仕方ないので何とかしてほしいと言い続けていた13番アッキー(名前の呼び方が「オーキー」とか「ジャルンサック」とか「チャルンサック」とかバラバラでしたが、スタジアムのアナウンスが「アッキー」と呼んでいたのでこれからは「アッキー」で統一します)がようやくスタメンから外れ、センターバックはプトロスとクラウフになりました。まあクラウフも同じくらい危なっかしいんですけど。

あとは志村選手が1ボランチで、パトンポンとウォラチットの2シャドーみたいなフォーメーションになってました。
これはきっと相手がトラートということで攻撃に比重を置いた布陣にしていた感が。

この日は満月だったようで、月がとてもきれいでした。

さあ、両チームの選手が入場してきました。

そしていつものように、国王を讃える歌が流れます。
以前と違い、映画館ではこの歌が流れてもタイ人はほとんど席を立たないのですが、スタジアムではほとんどの人が立つんですよね。
違いは何なんだろうといつも思ってます。

こちらはトラートの選手。
中断期間中に20番堀越大蔵(ホリコシダイゾウ)選手が加入しました。
堀越選手は神奈川県出身の27歳。ポジションはFW、ウインガー。
アルビレックス新潟シンガポールからフィリピンのカヤ・イロイロに移籍し4シーズンほどプレーしていました。

カヤ・イロイロでは今シーズンACLに出場し、GLではマリノス相手にゴールを決めたことで、名前を知っている人もいるのではないでしょうか?

タイリーグでの活躍を期待しています!(ただしこの試合以外で)

一方タールアの選手。ここはしっかりと勝たなければ。

さあ、キックオフです!

先制したのはホームのタールア。左サイドから10番ボーディンがドリブルで崩し、37番タルデリへパス。そこから18番パトンポンに繋いでゴール。
これは綺麗な崩しでした。

その後もタールアは惜しいシーンもありながら決めきれず。反対に危ないシーンもありましたが、相手のシュートミスに助けられそのまま1-0で前半終了。

そして後半が始まります。

こちらがトラートに新加入した堀越選手。

で、後半ですが、これがまあ静かな展開。タールアはこれといった見せ場がほとんどなく、むしろトラートの方が惜しいシーンがあったくらい。
それでもGKソンポーンの好セーブがあったり、なんとか守り切りました。

そんなわけで結局1-0でタールアが勝利しました。
ちなみに今シーズンはじめての1-0での勝利でした。

試合の感想なぞ・・・

よく言えば、悪い内容ながらもしっかりと勝ちきった、悪い言い方をすれば15位相手にするサッカーじゃなかった、そんな試合でした。
それでも確実に勝ち点3をゲットできたのですから、まあいいかなと言いたいところですが、1-0というスコアも含めてタールアらしい内容ではなかったなあと。
ウノゼロでの勝利がタールアらしくないというあたりに、タールアの守備陣への信頼感がないのが伝わるのではないかと思いますが、この日も例外なく不安定さが露呈していました。

しかも終盤に守備固め的な意図で出場してきた8番タナブーンと13番アッキーが、自陣深い位置でのパスミスやボールロスト、ファウルをするってどういうことだよって。

トラートには申し訳ないですが、トラートだから1-0で勝てた気がします。他だったら少なくとも追いつかれていたのではないでしょうか。

まあそれでも勝てたのでよしとするか。あと、この日はGKのソンポーンが凄く良かったです。彼のセーブで何度救われたことか。
ソンポーンありがとう!これからも頼みます。

一方のトラートですが、20番の堀越選手のプレーが光ってました。
日本人びいきということではなく純粋に良かったです。
特にゴールを背にボールを受けてから、くるっとターンしてゴールに向かうというプレーが上手かったです。そのプレーの後にあわやゴールというシーンが2度ほどありましたし、あとは右サイドからのクロスで決定的なシーンもありました。

この日のようなプレーをしていればタイリーグでも活躍できると思いますし、トラートよりも上のクラブへ移籍するなんてことも高い確率でありそう。
タイリーグで日本人選手が1人でも多くプレーしてほしいと願う身としては、活躍を心から期待しています。

さて、タールアの次節はアウェイでのコンケーン・ユナイテッド戦。
ちょうど1年前もこの時期にアウェイでコンケーンとの試合がありました。
その時はバスで1人弾丸ツアーを敢行し、そこでタイ人サポーターと仲良くなり、帰りにサポーターのツアーバスに同乗し車内でビール飲みまくり帰ってくるという、楽しい!?思い出があった試合です。試合は負けたけど。

今回も土曜日開催ということで、1人弾丸バスツアーが可能な日程ではありますが、最近ちょっと疲れ気味で。あと今週は予定もいくつか入っているし。あと、来月中旬から始まるであろう、T2昇格を決めるT3チャンピオンズリーグも始まり、そちらを観にちょっと遠出したいというのもあるので。
ということで体力と相談しながらも自宅観戦をメインに考えます。

いずれにしても、コンケーンにもしっかりと勝って優勝争いから脱落しないようついて行ってほしいです。

ということで、頑張れタールア!

以上、きーきあっがお伝えしました。
それではまたまた!



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