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タイ初エアコン付きバス停運用開始

こんにちは、ThaiBooksです。
今日は、タイ初エアコン付きバス停が2023年4月27日から運用されましたので、皆さんに紹介したいと思います。

そのエアコン付きバス停の位置は、シーナカリン通りにあるシーコンスクエア前のバス停になります。大型商業施設の目の前です。

エアコン付きバス停は、「Sabuy Square」と言う名称のようです。
下図の写真を良く見るとソーラーパネルが見えるように太陽光発電を利用したバス停です。

エアコン付きバス停
バス停全景

バス停の面積は約40平米で、40名を収容できる大きさです。
設備としては、空調システム、無料Wi-Fiサービス、携帯電話充電用のUSBポート、飲料水提供の設備、モニター、ハンド消毒スプレー、簡易ベンチ、CCTV、緊急ボタンになります。また、バス停の営業時間は、午前6時~23時までとなります。

それでは、「Sabuy Square」バス停に近づいてみましょう。
4月27日に運用開始されたばかりという事もあり、かなり奇麗です。

エアコン付きバス停
「Sabuy Square」バス停前

バス停の入り口は、4か所あり、全てスライドドア式になっています。
バリアフリーの入り口は、4か所中、1か所のみでスロープになっています。そこから車いすの方などが出入りしやすくなっていますが。
※大してコストかからないし、他の入り口もスロープでも良かったのでは?

バリアフリーの入り口
バリアフリーの位置

それでは、エアコン付きバス停の中に入ってみましょう。
スライドドアを開けると冷気が漏れて来て、BTS電車(Bangkok Mass Transit System Public Company Limited)の様にかなりエアコンが効いています。ギンギンです。もうこれは、口から自然と「サバーイ❤」と言ってしまうほど。

エアコン付きバス停
エアコン付きバス停内

バス停内には、既に大勢のお客さんでいっぱいです。
このお客さんの数からして、エアコン付きバス停の評価が高いことが分かります。

バス停の前面は、視界を塞ぐものは無く、全てガラスでバスやソンテオを見逃すこともなさそうです。

エアコン付きバス停
バス停前面

モニターは、1方向から見るシステムのようです。
将来的には、バス情報が表示されるのでしょうか。

バス停内

次は、バス停内の設備を見ていきます。

まずは、「簡易ベンチ」。

形がパイプで、おしゃれ感ありますが、長時間座るのは、きつそうです。やはり、ベンチで寝る人や長時間エアコンを浴びる人対策でしょうか。1台のベンチで、4,5人座れそうです。

簡易ベンチ

続いて、「携帯電話充電用のUSBポート」。

外出中、スマートフォンやタブレットなど電池がなくなる事が結構ありますので、無料充電サービスは、嬉しいサービスです。USB TYPE-AとTYPE-Cが使用でき、数か所に分散して配置されています。

携帯電話充電用のUSBポート
携帯電話充電用のUSBポート

続いては、「ギンギンに冷える空調設備」。

1台目は、家庭用でよく見かける形のエアコン。
多分、太陽光発電との兼ね合いがありそうですね。

もう2台目は、オフィスでよく見かける天井タイプの空調。
写真がないのですが、もう3台目も業務用です。
それぞれ違うタイプの空調が3台。

気候が暑いとやっぱり、無料で喉を潤したくなります。

引続いて、公共の飲料水設備です。

飲料水設備は、バス停内の室内にはなく、外に設置されています。
円錐形の紙コップに水を汲んで飲むスタイルです。

あまざらしだけど、大丈夫なのかな?
ここの水は、冷蔵庫から出したばかりのような冷たい水を提供します。

多分、定期的にクリーニングされていると思いますが。
紙コップを使わず、空のペットボトルに水を注ぐ方もいるようです。

エアコンが効いていて、バスやソンテオを待つ間は、やっぱりネットをしますよね。

次は、「無料Wi-Fiサービス」です。

Seacon Free Wi-Fiが表示されましたので、接続してみます。

Wi-Fiへの接続は、メール、フェイスブックアカウント、ラインアカウントから出来るようです。

メールで登録する場合、Personal IDが要求されていますので、タイ人向けかもしれません。パスポート番号でも大丈夫かな?

最後に、「ハンド消毒スプレー」。

まだまだ菌があるかもしれませんので、一応、設置されています。

以下、写真集。

入り口の段差
バス停の後ろ側
バス停の左側


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