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サクッとわかるUberEats配達員

フィンテック大好きなキャッシュレスオタクです。
好奇心旺盛な方なので、興味を持ったことは基本的になんでもやってしまいます。

そんな僕は4月にUberEatsの配達員を始めました。
理由は「Uberが好きだから」
ホント、それだけです。

それではUberEats配達員の実情をサクッとご紹介します。

UberEats配達って儲かるの?

「UberEatsの配達員をやってる」と言うと必ず聞かれます。

まずUberEatsの配達員を2か月ほどやった結果ですが、

・配達単価:約400円
・平均時給:約1200円

ということでした。ちなみにシェアバイクの自転車配達です。

このデータだけ見ると儲かっているのかどうかはそれぞれの見方次第だとは思いますが、一般的なバイトに比べると時給は少々良い方だと思います。

単純計算だと、1時間に3回ほど配達しているイメージです。

UberEats配達の収益モデル

ではUberEats配達員の収益モデルはどうなっているかというと、

配達料-手数料=売上

となっています。

配達料は配達距離に相関して決まります。
つまり、配達距離が長いほど配達料は上がります。

また手数料は割合が決まっており、
35%ほどです。

実際の売上の例だと、
670-234=436
といった感じです。

売上を増やす仕組み

UberEatsには売上を増やすシステムがあります。
それがブーストクエストです。

ブーストとは、配達料が1.1~1.8倍と増える仕組みです。
例えば、注文が殺到するお昼や夕食の時間帯はブーストの倍率が1.4~1.8倍まで上がります。

クエストとは、ある期間に数回の配達を達成するとボーナスがもらえる仕組みです。

例えば、月~水までに3回配達を達成すると800円の追加報酬がもらえるなどの内容です。

売上は場所と時間帯次第

ここから先は売上が増える仕組みをお話します。

まずUberEatsの配達には配達場所が非常に大事です。
それは配達依頼が無ければ、売上が出ないからです。

例えば、配達依頼が多いのは圧倒的に都心です。
具体的には渋谷や恵比寿は配達依頼がかなり多いですが、
他の都市では配達依頼数は下がります。
これはUberEatsの利用者が都心に集中しているからでしょう。

また時間帯も非常に大事です。
特に配達依頼が増えるのはランチタイムとディナータイムです。
この時間帯は配達数が増えるだけでなく、ブーストの倍率も上がりやすいです。

この場所と時間帯をうまく組み合わせ、かつブーストやクエストも混ぜると売上をかなり上げることができます。

UberEatsの小ネタ

ここからはUberEatsに関して個人的見解をいくつかまとめてみました。

①配達員の属性
・中年男性
・20代男性
・外国人
の方々が多いですね。

②メリット
・シフト自由
・おいしい店を知れる
・地理に詳しくなる
おいしい店に詳しくなるのは、お出かけしたときにかなり便利です。

③デメリット
・売上が不安定
・雨の日は結構大変
・初期費用がかかる
UberEatsのあの特長的なバックは、貸出形式で売上から1週間2000円×4週間=8000円の料金がかかりますが、バック返却時に8000円は返ってきます。

④驚いたこと
・都心の場合、配達先は高級マンションが多い
・配達先の位置情報が時々間違っている
・本社が海外なので給料が入ると銀行から海外送金の手紙が来る
配達先の位置情報が違うときは、チャット機能で確認したり、
電話で最悪確認することができます。

⑤向いてると思う人
・自転車・バイクが好きな人
・時間を束縛されるのが嫌いな人
・体力がある人
自転車配達だとかなり体力を使います。移動がかなり多いので、体力に自信がある人にはおすすめです。

UberEatsの配達は「現代版の出稼ぎ」

最後にUberEatsの配達について1つ考えていることがあり、
それはUberEatsの配達は「現代版の出稼ぎ」だと思っていることです。

結局都心の方が稼ぎやすいので、僕は電車で都心まで移動し、
シェアバイクで配達して、終われば帰るといった形式をとっています。
(あの大きなバックは折りたたんで電車の網棚に載せて運んでいます)

地元でやるよりも都心に移動したほうが売上も高く、また利用者も都心が多いので今後も配達員が都心に出稼ぎに来るのではと個人的に見ています。

最後に

今回はサクッとわかることをコンセプトに書いたので、
表層的な部分しか書いていません。

簡単にUberEatsの配達について興味ある方の理解に役立てれば嬉しいです。

こちらの記事はUberEatsについてかなり詳細に書かれていますので、
合わせて読んでいただければより深く分かるかと思います。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65558

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