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聖地巡礼 アイラ島までの道のり〜スコットランドまで(3)

クリスマス当日、朝一番でロンドンを出発し、湖水地方を散策しながらスコットランドまで到着する予定にして、アイラ島へのフェリー埠頭であるKennacraig200キロ手前のAyr(エア)という街まで行く予定にしていました。(後々この選択が幸運になるのですが)
ところが急遽クリスマスイブにお隣さんがクリスマスパーティーにご招待して下さったためピカデリー・サーカスまでプレゼントやお菓子を買いに行き、とってもクリスマスチックな買い物をした上に、赤ワインを沢山飲んでしまい、結局出発が10:30になってしまう結果となりました。
まあ、計画通りに行かないのは常だし、お隣さんと仲良くなり楽しいひと時を過ごすことができたし、なんと行ってもクルマ旅なので自由は効くわけだから良しとしましょう。
HighwayのM6は、Birminghamまではみんなビュンビュン飛ばして至って快適。M4とは違って殆どスピードカメラがないのですね。なんでこんなに差があるのだろう。きっと何か訳があるのでしょう。

Birminghamを越えるとずっとスピードカメラが続くためのんびりと走り、凡そロンドンから400キロ走り、湖水地方のWindermereに到着します。風光明媚な湖の情景と小綺麗で調和の取れた可愛らしいロッジが並ぶこの湖水地方ですが、今回は大雨で、しかも冬で閑散とした感じのため一通りドライブしてスコットランドを目指すことにしました。湖水地方はやはりなんと行っても夏の時期に行くのが良く、冬はここを目的地にするのは何か特別な目当てがないとシーズンオフかも知れません。

その後もM6を北上するもまたも大雨。クルマでの移動なのでそれほど雨は気になりませんが、ところにより雪と凍結注意の表示が出ていて、運転に慣れていない人には一寸不安に感じるかもしれません。
それと、ここまでで凡そ600キロ弱を走り、ガソリン不足の表示が出始めました。大雨でM6もスコットランドに入るとサービスエリアも大分少なくなる中で給油スポットを意識するもこういうときに限って出てこないガソリンスタンド。やれやれ。

M6をジャンクション12で降り、少しM6沿いに走るとShellの看板が見えてくるものの表示が消えている。まさか、と思ってスタンドに入って見ると小さなスーパーの明かりとともに給油スタンドもやっていて一安心。スタンドで給油を終え、キャッシャーのお姉さんと話し、Merry Christmasと言われ、一路Ayrに。ところでスコットランドはロンドンと比べると大分ガソリンが高く15%位高いような感じでしょうか。

Ayrのホテルに着きここ迄でロンドンから600キロ。スコットランドに入り、人も人懐っこくなり、Friendと呼びかけられたり、Merry Christmas to youと声を掛けられたり、やはりスコットランドは素朴な人が多い感じは久しぶりでも変わりませんでした。

その夜、夜通し雨と、とても強い風が吹き続けて、ホテル全体が地鳴りしているような感じでした。まさにどっどどどどーど、ってこれの事なんだと思いました。
果たして更に北にあるアイラ島までの天気は大丈夫なのでしょうか。聖地巡礼のアイラ島かく遠し。


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実務的な話
・M74のジャンクション12以北からはガソリンスタンの数が急減するようです。常にガソリンが半分を切ったら給油しておくことをお勧めします。


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