サワディーカー。
＠yayoiです。

私はタイのお寺が大好きで、特にタイの寺院建築や
タイの仏教、タイ人の信仰に興味があります。

そのお寺巡礼をまとめたブログは別にあって
「タイのお寺に魅せられて」というブログですが、
このnoteブログでは、そんなお寺巡りの合間に
家族や友人と訪れたレストランやホテルをはじめとする
素敵だと思うタイの建築物についての記事を書いています。

今回は、カオマンガイという料理が有名なモンティエンホテルです。
このホテルは、昔からあるホテルなので気になりつつも
たまにラーマ4世通りを歩きながら、素通りしていました。

ある日、学校に行く途中にたまたまタクシーに乗って
スラウォン通りを通っていたら、目を惹く建物がありました。
それが、下の建物です。

お寺の様なたたずまいの建物に、こんなところにお寺があったかな…と
よく見れば、スターバックス。
地図で確認したら、モンティエンホテルのモールでした。

モンティエンホテルへの入り口

モンティエンホテルは、1967年2月14日に開業されたホテルです。

地図でもわかるように、敷地内へはラーマ4世通り（RamaⅣ Rd）と
スラウォン通り（Thanon Surawong）の
どちらからも出入りできるようになっています。

ネットで検索すると、ホテルの客室内部に飾られた絵などが美しく、
ぜひ1度は泊まってみたいと思うのですが、今回はホテルの敷地内にある
いくつかの参拝どころで合掌して、最後にランチタイムです。

スラウォン通り沿い、写真ではスターバックスのある建物の手前の
細い路地から入って行きます。

路地からも見えていた白い建物がホテルです。

ホテル内の合掌スポット

ホテル内には、このブログでも時々出てくるサーン・プラプームと呼ばれる
氏神、守護神を祀った祠をはじめ、いくつかの合掌スポットがあります。

まずは、モンティエンホテルのサーン・プラプーム（①）です。

祠の上にはプラーンと呼ばれる仏塔と、その下には四方を向くブラフマー神が施されています。

中にはブラフマー神が祀られています。

ここを参拝して、ホテルを背にすると、目の前に見える建物は
モンティエンモールの裏側にあたります。

その建物の前にある大きな木の下に建っている祠が、大地の女神
メー・トラニーの祠（②）です。

そして、その右側に建っているのが、モンティエンモールの
サーン・プラプーム（③）です。

メートラニーとは逆にモンティエンモールの方を向いて建っています。
サーン・ターヤーイ（ศาลตายาย）というご先祖の祠のようです。

最後に参拝するのは、メー・ブンルワンの像です。（④）
ご先祖の祠（③）を参拝して、後ろにあるモンティエンモールの
方を見ると建物の中に像が見えます。

高僧の像が祀ってあるのかと思い、近寄ろうとモンティエンモールの
中に入って行きます。
ちょうど初めに見たスターバックスが建物内部から見えます。

そして、像はこちらです。

祀られていたのは、15歳で伝統式マッサージを学ばれ、
25歳でワット・サムパンタウォンで瞑想を学ばれたという
メー・ブンルワンの像でした。

メー・ブンルワンには、ワット・サムパンタウォンにて、
1年出家されたあと還俗されたご主人がいらっしゃいましたが、
メー・ブンルワンは尼僧として出家を続けることをご主人から許され、
いろいろな神通力を得られて、人々を病から救ったそうです。
（メーはお母さんの意味で、マザー・テレサと呼ぶように
　マザー・ブンルワンと呼ばれています。）

参拝後は、ルエントンレストランへ

参拝を一通り終えたら、①のサーン・プラプームを左手にみながら
ホテルの入り口へとランチに向かいます。

入り口を入ると、正面にはとても美しいフォルムの階段があります。
今回の記事のカバー写真にも使いました。

ホテルのオープニングセレモニーの時は、王太后（今の国王のお母さま）がお出ましになったそうです。

ここを正面に見て、右手側にレストランがあります。

レストラン内はとても広く、博物館の様にところどころに
飾り棚があります。

最後になりましたが、人気のランチは、肉厚のチキンで上品な盛り付けの
カオマンガイです。

ランチを終えたら、出入り口へと向かいます。

次回は、参拝とランチのあとのコーヒータイムにもよい、
モンティエンモール内のスターバックスをご紹介します。

お読みいただきありがとうございました。
＠yayoi