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今日の体、今日の心

コンディションはパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。

技術や肉体を発揮する以前にコンディションという要因は存在していますから、いかに巧みでムキムキであろうともコンディションが悪ければ十分なパフォーマンスを表現できません。

だから、コンディションに対する意識はとても重要です。

食事、睡眠、生活習慣、、、色々なものに気を配ってコンディションの維持向上に努めます。

ただ、やっぱりどんなに気を配っても調子が上がらない日というのは出てきます。

外的要因の存在もあるし、何より人の心には揺らぎがあるから、常にパーフェクトコンディションというのは難しいです。

ウォーミングアップをルーティン化したり実際の練習でのパフォーマンスの結果を感じることでその日のコンディションを知ることができます。

今日は良くない日ということを感じた時にどう対応するかが大事です。

やっぱり成功体験の記憶というのは強いですから、どうしても調子の良い日を基準にそこにパフォーマンスを持っていこうと試行錯誤すると思います。

それでパフォーマンスが引き上がるのであれば何も問題はないのですが、もしそれで上手くいかなった時、余計に焦ったり、不安に感じてしまうようになればそれは問題だと思います。

ただでさえ「今日調子悪いな。」という感覚がある中で、そこからさらに「あれ、やばいやばい、今日全然ダメだ。」「何やってもダメだ。」「どうしよう。」と自信を失うようなことをしてしまったらドツボにハマります。

今日の体、今日の心を感じて認めて、その日できることをただやるだけという考え方も大事だと思います。

調子の良い日を基準に持ってくる考え方には、前段に過去を更新するハイパフォーマンスを求める姿勢があると思います。

大事な姿勢だと思いますが、そのために従来のルーティンや方法に固執してパフォーマンスを落とすのは本末転倒です。

ルーティンややり方を変えるのは不安定性を生んでいるという点で成長の歩みを遅めるかもしれませんが、一方で自分の今日の体・心を感じる感受性を高めてるという点で成長していると捉えることもできます。

今の自分の感覚を認め受け止めること・“今“の自分のベストを導き出せることも、ルーティンを継続するのと同じくらい成長を生むと思います。

いつかのブログでも書いた気がしますが、“イマ・ココ・ジブン“の態度は非常に重要だと思います。


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