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好きをめいいっぱい

いいことあった長文


昨年11月の話
肥後橋駅で電車を降りたら、小さなメモを持ったおばあちゃんに声掛けられました。
京阪の中之島線てどこから上がったらいいですか?って。
あっちのエスカレーター上ったら近いですよー。と答えたものの、結構歩くの早いおばあちゃんでペースも向かう先も同じで。駅員さんに聞いてたけど、結局何番出口から。しか説明なかったのを横耳で聞いたし、京阪に向かうには肥後橋からはなかなかなダンジョンよなーと思ってたらまた不安そうな感じだったので、向かう先も同じ方向なので途中まで一緒にと声掛けました。嬉しそうにしてくれたのが嬉しかった。
話してみると、月末のコンサートを聴きにフェスティバルホールに来られるそう。「テレビでそのコンサートがあるのを見て、メモとってセブンイレブンでよく分かんない機械でチケット取ったの!」と楽しそうに教えてくれました。
「フェスティバルホールに来るの60年振りだから不安で…今日は下見に来たの!」と聞いて、ホールがそんな前から同じ場所にあることにびっくり。そりゃ建物は変わったけど。
次来る下見なら、道順忘れても景色とか見る場所分かってたらいいかと思って目印説明しながら無事到着。
建物の大きさにびっくりされてました。そりゃそうか。


話は変わって。
昨日の散歩中に入ったカフェの奥にギャラリーがあって、珈琲飲んでたら今からライブで書を書かれるとのことで、マスターに招き入れてもらいまして、鑑賞させてもらいました。ライブ後は展示作品もかんしょうも鑑賞。どんどん写真撮ってくださいと言われ、他の方につられてパシャパシャ撮ってきました。 書家さんは、まろさんという方でした。


今日会ったおばあちゃんも好きをめいっぱい。ここに来るのはもう次が最後かもと言ってましたが、おばあちゃんの楽しそうや好きがもっとフェスティバルホールに来ますように!無事に月末も辿り着きますように!と思いながらバイバイしました。2階の入口まで上って来ますってエスカレーター上がって行ったおばあちゃんの背中はなんかワクワクウキウキって楽しそうに見えました。


60年前はどんな景色だったんだろうな。60年後はどんな景色になってるんだろうな。

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