関ジャニ♾の名前が変わりますね。
とても寂しい気持ちもありつつ、いなくなってしまうという不安は無い。

彼らがデビューする1年ほど前に、しっかりと関ジャニ♾を知りました。当時の表記は関ジャニ8。

九州の片田舎に住んでいた当時学生だった私は、Myojoとザ･少年倶楽部、深夜に1時間だけ放送される木曜日のレコメンくらいでしか、彼らを追うことができていませんでした。ガラケーすら、当時は持っていなかった。
2004年8月、関西地区限定でCDデビューが決定します。なんで地域限定なんだと、すごくもどかしかったのを覚えています。翌9月、全国デビューが決まり、無事にデビューCD『浪花いろは節』、12月にはデビュー前からの曲を詰め込んだ『感謝＝♾』を手に入れました。

出演する音楽番組が増えて、とても嬉しかった。
田舎にも、彼らの元気な曲や元気な関西弁が届くのがすごく嬉しかったと同時に、どんどん都会に憧れ、大阪に憧れていきました。
彼らの曲に出てくるようなおばちゃんやおっちゃんは本当に存在するのだろうか。
彼らの曲に出てくるようなごちゃごちゃした大阪。かと思えば、憧れてしまうたぶんキラキラ綺麗な御堂筋。キタやミナミがどんな街なんだろう。

数年間、大阪への憧れを抱き、大学の進学先には東京と迷った挙句、関西を選びました。
初めて大阪に来た時には、何両もある長い電車に驚き、周りで聴こえる関西弁に感動しました。
HEPの観覧車、道頓堀のグリコ、松竹座、動くでっかいカニ、通天閣、づぼらやのフグの看板。
雑誌で彼らの背景で見た景色に感激していました。

づぼらやの看板はないですし、天王寺にはあべのハルカスという大きいビルが建設工事を経て完成し、後輩のジャニーズWESTがデビュー発表をし、そのジャニーズWESTもWEST．に名前を変え、10周年を迎えるほど時は経ち、私はその風景に慣れきってしまいました。

内博貴くん、渋谷すばるくん、錦戸亮くんの脱退を経て、今の5人。横山裕くん、村上信五くん、丸山隆平くん、安田章大くん、大倉忠義くん。

20年、全てを追っかけてきたわけではないけれど、私が大阪で楽しく暮らしているのは関ジャニ♾のおかげです。
彼らから貰った元気も勇気も楽しさも♾です。

感謝＝♾
関ジャニ♾でよかった

5人に、8人に幸あれ。