THE DAYな日常 DAY21

大雨

昨日の夜から音がうるさいくらいの大雨で、オフ日和だった。朝から諸々の作業。昼は来夢来人へ。やっと来れて良かった。その後ノースのカフェでかもめさんと合流した。

来夢来人で角煮定食

林道モデルグラフィック制作

昨日運転しながら思いついたアイデアを整理し、形にしてみた。ノースのカフェの紙のランチョンマットがメモにちょうど良かった。自分のスノーボード歴、壁遊びについて思うこと、林道モデルのコンセプト整理を紙にまとめた。その上でグラフィック案をまとめた。

スノーピークで机上スノーボード
グラフィック案

グラフィック案として、「2.8284271124…」という数字を配することを思いついた。47の林道コースはルート8という名前である。route8→root8というシャレから、√8を小数点表示した「2.8284271124…」という値で、この板で滑る場所をそれとなく示せないかと考えた。小数は無限に続くが、47桁だけ載せることで、この板で滑るゲレンデの白馬47を示す。この数字をルート8のコース形状に蛇行させて並べる。ほとんどの人にはただのデザインに思えるが、特徴的に蛇行する林道コースだからこそ、わかる人にはわかるかもしれない。
開発者の自分が東大生ということは1つのエピソードになり得るので、グラフィックのどこかに東大生っぽさを出せないかと考えていたが、このデザインは「いかにも東大生」っぽさが出ていると思う。

自分にとってthe dayは、ドピーカンがまず第一の条件だと思っている。その上で雪のコンディション、メンツ、夜のBEERがthe dayの条件だ。そこで背景色は47のthe dayに林道コースから見える青空をイメージした。

さらに文字の色にも意味を持たせた。自分にとって壁遊びは朝イチにするもので、そのあとはパークを滑るのが1日のルーティンだ。47での朝イチといえば初めに乗るゴンドラが思いついた。ゴンドラの色の緑を文字色に選んだ。1ヶ所の赤文字は、1基だけある牛乳石鹸ゴンドラを示している。このゴンドラに当たることはシーズンでも数回あるかないかで、the dayな上にこれに乗れた日はさらなる最高のthe dayを期待させる。
この赤文字の位置は、自分が林道コースで1番好きな景色が見られる位置を示している。ラインCを降りて、ルート8と3に分岐するあたりから見える向かいの八方の山々の景色は、雄大で自分にとって白馬らしさを感じる。湯沢の景色に慣れた自分にとって、この景色は新鮮で印象に残る。さらに林道コースを滑るとその景色がレイヤーのように立体的に流れていく。その感覚もこの場所の景色が好きな理由だ。コース形状に並べた数字のうち、その場所にあたる数字を赤文字にした。

このようなグラフィックとストーリーを作り、かもめさんとサラに話した。デザインを見ても意味は全く想像がつかなかったそう。しかしストーリーを話すと納得して笑ってもらえた。
ただ、赤文字でゴンドラを示すことは、ストーリーが混線してるのではという指摘ももらった。ルート8の形状とゴンドラを同じもので表すのはわかりにくいかもしれない。

√8の小数点表示の中に「157」の数字があることに気づいた。板のサイズ表記をこれで表しても面白いと思い、その部分を赤に変えたバージョンも考えた。

この指摘も参考にグラフィックをブラッシュアップしていく。パッと思いついたアイデアだが、なかなか深いストーリーを持たせられた気がする。昨日のとしさんの、「ユニークさは、謎めいた部分から生まれる」をちょうど表現していると思う。としさんへのプレゼンが楽しみだ。

村ガチャ

スノーピークに行って、サラと村ガチャを回した。dmを送るととしさんが代理で回して景品を郵送してくれるリモート村ガチャは9月に回したが、リアル村ガチャは初めてだ。ほがらかさんのハンバーガーが出た。今度行ってみようと思う。

焼肉深山

サラ、しょーごくん、りゅーとと焼肉深山へ。アルバイト時代のまかないのように一品ずついろんなものを頼んだ。深山の特上タンはやっぱり何度食べても美味しい。

しょーごくんおめでとうの会

食べながらいろんな話をしたが、その中で自分の今年のスノーボードについて少し考えが整理された気がした。自分はこれから先ライダーを目指すわけではないし、パークでの上達は限界がある。
自分のスノーボードへの想いを振り返ると、shuffleのムービーや光太郎さん、たかひろさんのムービーを見て、自分もこんな作品を作りたいという想いが、スノーボードのモチベだった。スノーボード自体というよりも、映像作品に重きを置いていた気がする。そして去年、同じく映像作品の制作が好きなYSTの友人と籠り、お互い撮影しあい、自分の初のフルパート、「KATSUMI LOVE」を制作した。さらにサークルとしてもCOWDAY FILMサークル部門に東京大学CLOUD NINEとしてエントリーし、自分が目標としていたshuffleを抑え優勝することができた。去年この2つの作品を制作し、自分の中で目標は達成された気がした。今シーズン、一旦パークのモチベーションが落ち着いているのはそれがきっかけだと思う。自分のスノーボードにおける「第1章」が完結した。
としさんのもとでインターンを始めた理由はまちづくりや社会人像を学ぶこと以外に、「今後の自分のスノーボードを考える」ということもある。このインターンをきっかけに自分の「第2章」のスノーボードが開幕しようとしている。少し上の年代の大人たちと滑り、スノーボードを続けるために、仕事や経済面、コミュニティ、パーク以外のスノーボードを方向性を知ることができた。
後1週間、後悔のないようとしさんとの生活も板の開発も頑張りたい。

話の中で、りゅーとの言葉が印象に残った。
「どんなに怪我しても笑ってればなんとかなる。スノーボードで楽しむことを忘れない。」

MEMO

天気:大雨
メンツ:さら、かもめさん、しょーごくん、りゅーと
イベント:グラフィック検討、焼肉深山

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