子供向けのインタラクティブで教育的なビデオライブラリのTappityが1.4億円を調達

子供たちが出会うYouTube上の個別教育コンテンツの品質には、当たり外れがある。130万ドル(約1億4000万円)のシードファンディングを受けた、デジタル教育スタートアップのTappity(タピティ)は、そこに代替手段を提供することを目指している。

 Tappityのアイデアはインタラクティブな学習体験をデザインすることへの自身の関心から生まれたという。 「多くの親がYouTubeに代わるより健全な選択肢を探していました」と創業者スウェンソン氏はいう。 「Amazon(アマゾン)の上で子供たちに最も人気の高い本を見ただけで、おおきな気づきを得ることができました」とスウェンソン氏は付け加える。

こうした書籍の大部分がSTEM(科学、技術、工学、数学)関連の題材に焦点を当てたものなのだという。 数年の間にTappityは、インタラクティブで教育的なビデオコンテンツを簡単かつ効率的に制作するためのツールを開発してきた。

現在では、数千本のビデオで構成される、4歳から10歳までの子供向けの200以上の科学レッスンを用意している。 ビデオクリップ自体は事前に録画されたものだが、子供たちには画面上のキャラクターと1対1の対話をしているような感覚を与えることができる。

たとえばアプリの中の先生が何かを作っていてドライバーが必要となったときに、子供たちは先生の求めに従って、アプリ内でそれを手渡すことができる。だが同時に、子供たちにはそれ以外の楽しいオプションも与えられている。たとえばドライバーではなくテープを渡したり、ピザを投げつけたり。そうしたことに対して、先生は反応してくれる。

アプリの中の先生は、たとえばアプリ上で描いたものに反応するなど、他のやり方でも子供たちと関わることができる。 Tappityでは2021年末までに1000時間以上、再来年末までには4000時間以上の動画コンテンツを作り出せると見込んでいると、スウェンソン氏はいう。

 VCはより多くのエデュテックスタートアップに投資するようになった(未訳記事)が、ポストコロナの世界におけるそうしたビジネスの継続性はまだ未知数だ。Tappityが、多くの遠隔学習システムや学校向けにデザインされたスタートアップと異なる点は、同社が学校システムへの販売に焦点を当てていない点だ。 

感じたこと 

・遊びながら学べることほど最高なものはないし、早く日本にも入れてほしいなって思いました

 ・でもどうやって、こういうクリエイティブな幼少期の教育って作りだされるのだろう。

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