怒りの感情が生まれる時

いくつになっても人間的に成熟してないせいか怒りの感情が出てくる。

論語の中に「六十にして耳順う」という言葉があるように孔子のような聖人でも、人の言う事を素直に聞けるようになったのは六十歳からというからその難しさがよくわかる。

怒りの感情を考えた時に、心理学では不安に感じるから怒るとよく言われるが、個人的には自分の思うように相手が動かなかった時に怒りが出てくると感じる。もっと言えば自分の価値観に当てはまらない時に怒りの感情が出てくる。

例えば、家族間でこれは妻がしてくれるだろうという思い込みや妻がやって当然とか。逆に夫がするのが当然といった具合に自分が思っている事を相手がしなかった時に怒りの感情が出てくる。

仕事で言えば部下や同僚、上司がこれくらいはやってくれるだろうと思っていたのに、やっていなかった時など。

これは相手がこれくらいの事をしてくるだろうという自分の勝手な思い込みだ。

必要以上に思い込むのはよくない

相手に期待をしないという事ではない。相手がこうして当然という思い込みをなくすようにしたい。

色々な考え方があり、色々な価値観があるって事をわかってるはずなのに。近い存在の人にはそれがなかなかできないんだよなぁ。

#コラム

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