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マスカルポーネカップケーキ

実験として、マスカルポーネカップケーキを作りました

何が実験かというと、生地の中にマスカルポーネチーズを入れたら、どうなるのか?という実験です。

私はケーキの食感の好みは「しっとり派」

しっとりさせたいときにサワークリームを使うことが度々あります。

サワークリームもマスカルポーネも生クリームを発酵させるという意味では同じ。

だったら、サワークリームの代替として使ってみたら、どうなるんだろう?という実験です。

さまざまな発酵乳製品

実験結果をお知らせする前に、素朴な疑問を調べてみました。

それはサワークリーム、マスカルポーネチーズ、バターミルク、ヨーグルト、creme fraicheの違いは何か?ということ

サワークリーム: 生クリームを発酵させて作られる乳製品。脂肪分は16-21%

マスカルポーネチーズ: 生クリームに熱を加え、クエン酸または酢酸を加えて固め、布切れで濾過し水分を除き、型に詰めたチーズ

バターミルク: 低音殺菌牛乳に乳酸菌をいれて発酵させた乳製品。

ヨーグルト: (WHOの定義によると)乳及び乳酸菌を原料とし、ブルガリア株(Lactobacillus bulgaricus)とサーモフィルス株(Streptococcus thermophilus)が大量に存在し、その発酵作用で作られた物

Creme Fraiche: サワークリームの一種。脂肪分28%。サワークリームより酸味が弱く、粘度も低い。

つまりはバターミルクとヨーグルトは牛乳からできているので、親戚の関係

どちらも発酵されているが、乳酸菌の種類が差になっている模様

確かにバターミルクは限りなくヨーグルトに似ていますが、ブルガリアヨーグルトとかではなくて、ギリシャヨーグルトの方が粘度が近いと思います

サワークリームとcreme fraicheは同じ生クリームからできた兄弟のような存在ですね

マスカルポーネは発酵させている訳ではなく、酸による反応から作られているようですが、生クリームから作るという意味ではサワークリームとcreme fraicheとは近い存在でしょう

以前シアトルで食べたカルダモンケーキに添えられていたのがcreme fraicheでした

マスカルポーネの利用について

実はカップケーキの前にバタークリームの代わりにマスカルポーネチーズを使って、パンケーキを焼いてみました

やはり粘度が高いからか、ふわふわ加減が減り、しっとり加減が増えました

コクと甘みはありますが、個人的にはバターミルクのちょっとした酸味とバター&メープルシロップの組み合わせが好きなので、パンケーキにはバターミルクの組み合わせが私の好みに近いです

次にカップケーキ

マスカルポーネ自体に酸味が少なく、甘みが強いので、ケーキとして焼くとコクを感じます

今回バニラフレーバーにしましたが、バニラととても合います。

反対にココアのようなマスカルポーネ自体のコクを消してしまう使い方はもったいないかもしれません

食感としてはサワークリームより粘度が低いこともあり、サワークリームを使うより軽い食感です

しかし、これらのクリームを入れないレシピよりはしっとりしています。

とにかくしっとり派はサワークリームがおすすめで、軽くしっとり派はマスカルポーネがおすすめです。

次回creme fraicheを入手したら、また同じレシピでケーキを焼いてみようと思います

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