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「面白がり力」がつくるソーシャルキャピタル

僕のことを「人たらし」とお褒めいただく機会がたまにあります。僕自身はそうは思ってはいませんが、僕が人に好かれるタチだとすればその理由はここにあるのではないかと思うことを以下に書きます。

それは
①その人が言われたら嬉しいだろうなということで
②自分が心底同意できることを見つけて
③その人に対して「同意できる理由」を伝える

それだけです。

それだけなんですが、①で相手の本質がちゃんと見えてないといくら同意していることを伝えたとしても、本人が嬉しくないことだったりします。
また②で自分が心底同意できるということは、そのことに興味を持って語れる存在になっている必要がある。(そうでなければうわべだけのおべっか野郎になってしまうし、相手にはすぐにわかってしまう。)
例えば鉄道ファンに鉄道の話で盛り上がろうとしたら自分も鉄道について最低限の知識がいりますよねって話です。
なので「心の底から湧き出るような興味」をいろんな物事に対して普段から抱いていることがとても大事で、これが僕がよく言う「面白がり力」です。面白がり力については以下の2つの記事を参照。


「面白がり力」を持って事物を洞察していると、自然とその対象事物に対してのリスペクトも生まれていく。
こういう下地があると、人に相対した時にも、その(リスペクトの)延長線上で人を見るので、良好な関係を築きやすい。

これを様々なジャンルに対してたくさんできるようにするには結局興味の幅が大事となる。
この興味の幅は言い換えると「引き出しの数」であり、引き出しの数が多ければ多いほど、いろんな人と仲良くなれる。そして人づての生きた一次情報に触れる機会も増える。生きた情報は生々しく臨場感があり面白い。なのでまたそこに一層の興味を持つ。
こうして興味がどんどん生まれ「引き出し」が増えていくポジティブなサイクルが生まれる…
こういうサイクルがフローしていけば「人に好かれやすくなる=人たらし的になれる」と思います。

…ですが、このサイクルに飲まれて、ここでいい気になっていると生産活動をしなくなる。つまりインプットされる情報の心地よさや褒められることに溺れてアウトプットしなくなる。これでは生産的でない人間になってしまう。

膨大なインプットが得られるようなポジションを確立できた後は、広がった興味の幅の中から「自分が多くの時間を費やしてでもやりたいこと」がなんなのかを突き詰めるべき。
こうして内省することで初めてインプットは生きてくる。

「人たらし」は商売にはならない(いや、なる場合もあるのは知ってるけど僕はそれが人生の目的ではない)。そうしたソーシャルキャピタルを生かして何をするのかを真面目に考えることで社会に価値を還元する。そこにきっちり向き合って生きたい。(これができると自分自身がリスペクトされる対象となりさらに一歩「人たらし」に近づくのかもしれません)


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