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GIVEはもっと戦略的にやろう

FROM 安永周平

お願いがあります。世の中に「GIVER(与える人)」を増やす取組みに本格的に着手したいので、ご協力いただけないでしょうか?

案内も含めて、少し長くなりますが、この取組みを始める背景についてご説明いたしますので、よろしければお付き合いください。

自分からギブすることが大前提の時代


ご存知のように、現在はSNSをはじめインターネットを通じて、個人と会社、あるいは個人同士、会社同士が対等な関係でつながり、知識や成果をシェアする時代です。こうした社会では、会社から一方的に命令される関係と違って、あなたはもっと生き生きと働くことができます。

ただ、他の人から必要な情報をシェアしてもらうには、まず自分からシェアする(与える)姿勢が欠かせません。先に相手に与えるから、相手からも与えられるのであって、何でも「くれくれ」とねだってばかりの人(TAKER)に対しては、誰も自分の知識や成果をシェアしようとは思わないでしょう。

ギブギブギブギブギブ&ギブ


実際、マッキンゼーやGoogle、リクルートなど…名だたる企業で働き、成果を上げ続けてきた尾原和啓氏は、著書『どこでも誰とでも働ける』の中で「ギブ&テイクではなく、さらに一歩進めて、ギブギブギブギブギブ&ギブでちょうどいい」と言っています。

まさに「GIVER(与える人)」という生き方ですね。

見返りを求めることなく、自分の持っているスキルを惜しげもなく提供することで、僕らは新しい経験を仕入れることができます。その経験から学び、さらに別の価値を提供して次の経験につなげていく…そうやってギブし続けることで、どんどん自分のスキルや経験値が上がり成長につながります。

すると、人から信頼されますし、人間関係も広がります。何か相談された際も「◯◯さんに言えば、この問題はすぐに解決しますよ」と、お互いにメリットのある人同士をつなげることもできるようにもなります(もちろん感謝されます)。

このように、自分からギブすることは、いつの時代も最強の戦略であり続けるでしょう。しかし…

具体的な「与え方」を教えてくれる人がいない!!


「与えることが大事」という人は多いですが、具体的な与え方を教えてくれる人は、ほとんどいないと思いませんか? 現に、言葉だけを鵜呑みにしてしまった結果、自分を犠牲にしてまで無償で仕事をしたり、後先考えずに全く利益にならない行為を続けたりして、心身ともに疲弊する人も少なくありません。

こうした”残念なGIVER”たちは、先の「TAKER(奪う人)」の格好の餌食となり、搾取されてしまいます。

たとえば、フリーランスの方に多いのですが、仕事が欲しいがために最初は無償で仕事をやってしまった結果、その後もいいように利用されてしまうパターンです。彼ら彼女らはお金の話をするのが苦手ですし、与え続けていればいつかは仕事がたくさんくるようになると信じています。

しかし、人の親切心を逆手に取るTAKERに与え続けても、それが報われる日はやって来ません。いずれ経済的に破綻し、健康面にも支障をきたすでしょう。

覚えておいてください。間違った与え方は長続きしませんし、何よりあなたを不幸にしてしまいます。その結果、正しい与え方を知らないまま「与えることが大事なのはわかるけど、現実的に続けられない…」という葛藤に苦しむのです。

事実、生物学者のバーバラ・オークレイは「無私無欲に他人に尽くし、与え続けるのは病的な行為だ」とも言っています。

「自分に合った与え方」を見つける方法


心優しい人がこの罠にハマっているのが多い現状を見ると…もはや悠長なことは言っていられません。本来なら冒頭の話のように、ギブすることによって人から信頼され、人間関係が広がり、生き生きと幸せに働けるようになるべきです。

ところが、現実的にはそうならない…これはいったいなぜでしょうか?お察しの通り、それはやり方が間違っているからです。

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GIVERとして成功するには「自分に合った与え方」をもっと戦略的に”選ぶ”必要があります。ギブすることで相手との間にWin-Winの関係が成り立たなければ、続けることは不可能なんです。

相手に役に立つのは大切ですが、自分が犠牲になる与え方ではいけないのです。具体的な話をすると「あなたにとってやるのが簡単で、相手の役に立つこと」を見つける必要があります。

たとえば、僕はセールスコピー(広告文)を書くのが得意で、無償で書いてあげれば喜ばれるでしょうけど…これは大変で時間がかかります。一方で、チラシやホームページから問い合わせがなくて悩んでいる人に、改善策を教えるのは簡単で、すぐに相手の役に立てます。

注意したいのは、好きなことではなく「やるのが簡単」であることです。こういうのがギブに向いています。

そして、この”何で与えるべきか”は人によって違うはずです。人によって何が得意かは違いますから、簡単にできることだって違います。ですから、あなたに合った与え方を見つける必要があるのです。

こう言うと「そんな都合のいい方法、自分にはないよ…」と思うかもしれません。しかし、 実はそんなに難しい話じゃありません。

もし、その方法に興味があるのであれば、ぜひ続きをこちらから読んでみてください。

3日間限定:あなたにお願いがあるのですが…


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