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あなたの能力を最大化する要素

FROM ボブ・バーグ

才能、性格、対人関係のスキル、教養、やり抜く力―。これらはすべて、とても大切な能力であり、このほかにも自分を成功へと導いてくれる能力はたくさんある。

しかし、いくらこういった能力が備わっていても、自分に「自信」がなければ、成功は限られたものになってしまうのだ。

自信と能力の意外な関係性…


たとえばこれは、感謝の心を忘れてしまうと、自分の周りのありがたいものに気づくことができないのと同じである。自信がないのは自分が持っている能力の真価に気づいていないということだから、結果として能力を発揮することができなくなってしまうわけだ。

また、辞書で調べてみると、「自信」とは自分の考え方や行動が間違っていないという確信を持つこと、あるいは自分の能力や資質を正しく認められることである、と書かれてる。

そのため重要なのは、自分の能力の真価に気づくこと、またそれを正しく認められるということだろう。逆に言えば、自分で気づいて認めてあげることができなかったら、その能力はないも同然なのだ。

才能よりも自信を持て?


自分への自信と、そして、発揮できるような能力をあわせ持つことで、あなたはどこまでも快進撃を続けることができる。実際、才能があって自信がない人よりも、才能には欠けるけれども自信がある人のほうが成功に近いといえるのだ。

繰り返しになるが、自分の持つ能力や資質に正しく気づき、認めることができないでいるのは、言ってみれば自分に自信が持てないでいるということでもある。

私たちは自分に自信がないと、困難な場面ですぐに諦めてしまいがちだ。そのようなふるまいでは、残念だが周りからも信頼を得られるはずがないのは、あなたもお分かりの通りだ。

こんな”自信”には注意せよ


一方で、自信がある人は、困難な状況でもやり遂げようとする。というのも、より広く思考を巡らせてことにあたり、これもまた自分の当然の能力であると認識しているからだ。

結果として、周りにはこれが魅力的に映る。そして普段からこのような振る舞いをしていると、「この人は信頼できる人だ」とか、「この人の意見を聞いておこう」といったように感じてもらうことだってできるようになるのだ。

ただ、ここで勘違いしてはいけないのは、自信と傲慢は違うということ。傲慢さとは、極端な自信、一時的に強く感じる自信のことだ。こうした類いの自信は短期的に能力を高めることもあるが、長期的に続くものではなく、非常に危険なものでもある。

逆に自信がある人は自分の能力を正しく評価できているので、自分の長所も短所も認めることができるのだ。そうした人は、短所は直すように努力し、時にその短所を長所に変えることさえできる。

自分の資質を正しく評価しよう


一方で、ただ傲慢な人というのは、自分の短所を直視したり、認めることができない。そのため、手痛い失敗をするまでそのことに気づくことができないのだ。

つまり、自信とは自分の持つ能力や資質に正しく気づき、認めること。それと同時に自分の短所にも気づき、あるいは他者の指摘にも誠実であることなのだ。

これらがあなたの能力を発揮していくうえで欠かせないものであることは、もうあなたもお分かりの通りである。

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