こんにちは。大水です。

さっそく後編、八王子市夢美術館で9月1日まで開催の「横山宏のマシーネンクリーガー展」について書いていきます。

横山宏のマシーネンクリーガー展

お盆休みも終盤に差し掛かった某日、うだるような暑さの中、八王子市夢美術館へ向かいました。

八王子市夢美術館には「チェコの現代糸あやつり人形とアート・トイ」展のときに一度行ったことがあります。
ビルにくっついた小さい美術館です。

八王子駅から少し歩くけれどなかなか面白い展示をやっている、穴場な美術館のイメージです。
観覧料もそんな高くない！
個人的には美術館から駅までの帰り道、お茶をするのが結構楽しみな立地です。
そのためにお腹をすかせて来たくらいです。

エレベーターで二階に上がって美術館に入るとあふれんばかりの人！！しかも男性ばかり！え、何事？と思っていると、あと40分ほどで横山さんのギャラリートークが始まるとのこと。
貴重な機会ではあるけれど、昼ご飯も食べずに来てしまって腹ペコなので、サッと見てしまうことに。

いきなり、チケットの窓口じゃなくて売店のレジに並ぶ痛恨のミス。ぐぬぬ。
人をかき分けなんとか会場に入りました。

この展覧会も撮影OK。

展示室内も人が多い。
展示は横山さんの幼少期の絵から始まります。 横山さん、北九州出身だそうです。
いいところですよね。駅前にあるあるシティあるし。

最初に気になったのがこちら。

人が入ってるやつ！好き！
もうそろそろ時代が横山さんに追いつくのではないかと思っています。

スノウマン！かわいいお顔とメカメカしいロボのギャップ。

この彫りの深いおじさんもどことなくシュール。

彫りの深くないおじさんも。

塗装兵さんでした。今にも動き出しそう。

隣には横山さんのフィギュアが。
彫刻で自分を作ると自刻像になりますが、この場合も自刻像なのでしょうか？

ん？

やっぱり？

サンタさん！スタイリッシュ！

サバゲー好きのいとこの顔が浮かびました。
それにしても細かい。

この展覧会は横山さんが創作したメカを中心に展示しているのですが、気づいたらメカでなく人形ばかり撮っていました。

イラストレーターとしても活躍する横山さん。
女の子のイラストたくさん。

人魚ドラゴン。
素材に「ミックスドメディア」とあるけれど、何だろう、と思って調べました。
複数の製法で作ること、らしいですが、この場合は複数の素材で作りました、ということでしょうか？

これはまた、なんともかわいい（と言ってもよいのでしょうか）！

と、まあ駆け足で巡りましたが既に入り口の近くでギャラリートークが始まっておりすごい人だかり。ごめんなさい……と思いつつ人混みをかき分けて受付の方へ。受付の周りには横山さんの関連商品が。書籍をチラッと見てみます。
ガチャーネンもありました。二年くらい前にやったなぁ、と思いながら美術館を後にしました。

これを書いている時に展覧会のチラシを読んでいて気づいたのですが、横山さんは大学在学中に舞台美術、それも天井桟敷の舞台美術に携わっていたそうです。
それを知ってなるほど！と思いました。
舞台美術って新品の物を古く見せるために、汚れとか錆びとか苔を描いたりするんです。
人生って一本で繋がってるんだなと。そんな当たり前のことを思いました。

八王子市夢美術館のホームページはこちらから。
いつもよい企画展をありがとうございます。

お読みいただきありがとうございます。
後編いかがだったでしょうか？
作品に的確な感想が書けていない気もしますが……感じ方は人それぞれでよいはず！と開き直ってみます。
私も何か作りたくなってきました。

それではまた次回。

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